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旦那が精神病で離婚したい?ちょっと待った!そんな離婚方法じゃ後悔しますよ!

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旦那さんが精神病を患い、夫婦生活が上手くいかない。そんなときに離婚したいと思う人もきっといらっしゃると思います。

そんなときに考えるのが「配偶者の精神病を理由」とした離婚は認められるのかということ。

今回は、このことを詳しく解説していきます。旦那さんが精神病で離婚したい思ってる方は最後まで読んでくださいね。

安易な離婚請求は後悔することになりますよ!

精神病が原因の離婚は民法で認められている

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さて、本題に入る前にまずは、民法で認められている離婚原因の5つを再確認しておきましょう。

民法上の離婚原因とはこの5つです。

  • 【1号】配偶者に不貞行為があったとき
  • 【2号】配偶者から悪意で遺棄されたとき
  • 【3号】配偶者の生死が3年以上明らかでないとき
  • 【4号】配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
  • 【5号】その他婚姻を継続し難い重大な理由があるとき

簡単にいうと、民法770条が規定しているこの5つの「離婚原因」のうち1つでも該当するものがあれば、裁判によって、離婚できるということです。

つまり、この4号に書かれている通り、旦那さんの精神病を理由にした離婚は認められます。

しかし、すべてのケースが認められるわけではありません。

文中に記載のある通り「強度」「回復の見込みがない」が重要なポイントになります。

※第1号の「配偶者に不貞行為があったとき」、つまり、旦那さんが浮気したときの離婚については、こちらで詳しく解説しています。

離婚原因(民法)の5つを詳しく解説。浮気した側の離婚の申出は認められるの? - 旦那という生き物。

旦那が強度の精神病にかかり回復の見込みがないとき

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さて、それではポイントとなる「強度」と「回復の見込みがない」ということを詳しく見ていきましょう。

単なる精神病は該当しない

旦那が精神病で離婚したいときは、言葉の通り、単なる軽度の精神病ではなく、「強度の精神病」「回復の見込みがない」という2つの条件を満たす必要があります。

そして、離婚裁判の実例としましては、「強度の精神病」にかかり、「回復の見込みがないとき」という要件を満たすと判断する裁判事例は、稀のようです。

統合失調症で6年間入院した事案については認められたケースがある反面、統合失調症であっても認められなかったケースも多々あります。

そもそも「強度の精神病」かどうかは医師の判断が必要ですし、回復の見込みがないかどうかは、ある程度の治療期間をみなければ判明しません。

のちほどご紹介する、離婚原因第3号の「生死不明でも3年以上たたないと離婚原因にならない」こととの比較においても、回復の見込みを判断するにもかなりの長期間を要すると考えられます。

つまり、旦那さんが精神病にかかったからといって、すぐに離婚したいといのは、まずは認められないということです。

裁判所は、離婚後の生活への配慮も求めている

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しかし、だからといっ裁判所が精神病の旦那さんとの離婚をまったく認めないのでしょうか?

決してそういうわけではありません。

実情としては、旦那さんが精神病であるような場合には、裁判所は、むしろ5号の「婚姻を継続し難い重大な事由」があるとして、他の理由と絡めて離婚を認める傾向にあるようです。

他の理由とはこのような理由です。

精神病を患い、働くことができない。精神病を患い、夜の営みがない。

ただし、裁判所は、離婚を認めるにしても、それまでの結婚生活の状況や離婚後の生活に対する配慮まで求めています。

すなわち、離婚を求めているあなたは、精神病の旦那さんを誠実に看病し、さらに離婚後、誰がどのような看病するのか、離婚後の生活支援の見通しはたっているかなど、精神病を患っている旦那さんの生活をある程度保障する準備を整えているような状況があって、初めて離婚が認められることになるわけです。

つまり、結婚した相手が精神病になったからといって、何の責任もとらずに安易に離婚したいというのは認めませんよ、ということです。

旦那さんの精神病を理由として離婚を請求する場合の落とし穴

旦那さんが「強度の精神病」でない場合であっても、例えば「うつ病」で、離婚を請求する方もいます。

しかしながら、このような場合は、請求の仕方には十分な注意が必要です。

というのも、夫婦には同居義務、協力義務、扶助義務があります。これを履行しないことが、民法の離婚原因第2号の「悪意の遺棄」に該当します。

たとえ、旦那さんが「強度の精神病にかかり回復の見込みがない」ような事例であっても、離婚が認められるためには、過去において誠実に看病し、さらには将来においても生活の保障をすることが求められているのです。

旦那さんの精神病がそれほど強度でない場合には、離婚を請求している妻は、同居義務、協力義務、扶助義務に違反するものとして、「悪意の遺棄」を行うものと認定されてしまう可能性すらあるのです。

①旦那さんの精神病を理由に安易に離婚を請求

    ☟

②協力義務違反として、あなたがが「悪意の遺棄」を行ったと認定される

    ☟

③あなたが「有責配偶者」と認定されていまう

有責配偶者からの離婚請求の要件が、有責配偶者にとって非常に厳しいものであることは前回ご紹介した通りです。

したがって、相手方が「強度の精神病」であると確定できないような状況では、相手方の精神病だけをもって離婚を請求することは控えた方がいいでしょう。

5号の離婚原因である「婚姻を継続し難い重大な事由」は、夫婦間の様々な事情を総合的に判断して認定されるものですので、相手の精神病だけではなく、他の事情も絡まて離婚を請求するのが得策です。

専門家に相談しましょう

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他の離婚原因もそうですが、離婚問題は専門家に相談するのがやはり一番です。

特に、本気で精神病の旦那さんと離婚を考えてらっしゃる方は、まずは1人で離婚を成立させるのは難しいと思ってください。

他のさまざまな裁判事例でも、その犯罪行為が、精神病を患っていたためにやってしまったことなのか、それともそうでないのかは決定は、大きく裁判の結果に影響します。

最悪なケースとして、あなたが協力義務違反を行ったとして、有責配偶者として認定されてしまい、その後の有利な条件での離婚は難しくなってしまいます。

絶対に専門家を通して離婚請求を行うことが賢明です。

オススメなのがこの「離婚相談サイト」です。

☞ 離婚サポート

日本法規情報という会社が運営している離婚相談サイトなんですが、ここが弁護士事務所というわけではありません。

このサイトは「離婚問題それぞれに合った相談弁護士事務所」を紹介してくれる仲介者情報サイトなんです。

つまり「旦那の精神病を理由に離婚したい」と相談すれば、その内容に合った相談弁護士事務所を紹介してくれます。

相談するだけでしたら無料ですので、一度気軽に使ってみてください。

こちらから公式サイトにいけますよ。

☞ 離婚サポート

▲法律相談が出来る専門家を案内してくれます。無料相談だけでも大丈夫です。

精神病が原因の離婚請求は、なかなか難しいものです。離婚を進めたものの「こんなはずじゃなかった」とならないように、本気で離婚を考えるなら、まずは専門家に相談しましょうね。

※離婚にまつわるすべてのことをこちらにまとめています☟

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