「出張が決まるとやけに旦那の機嫌がいい」出張が楽しみのようだ」そんな旦那を持つ奥様にお教えしましょう。
旦那さんは「出張手当をへそくりにしている」いう事実を!
(え?教えられなくても知っている?)
そりゃ旦那さんは出張が楽しみな訳です。だって妻に内緒のへそくりができるんですから。
今回はそんな出張手当がどのような仕組みで精算され、旦那のへそくりになるのかをご説明いたします。
出張手当の構成
出張手当というものがあることはご存じですよね?
出張手当とは宿泊代と日当とを合わせたものが一般的に出張手当と呼ばれています。
この出張手当を上手くやりくりして旦那さんは飲み代などに使っているのです。
その金額の相場はこちらのサイトで詳しく解説されていますので参照ください。
おおまかに言いますと次のような形で出張手当は構成されています。
日当 + 宿泊代 + 交通費 = 出張手当
それではこの一つ一つがどのような形で旦那さんの懐に入るかを順を追って見ていきましょう。
日当
日当とはいつもの勤務先から離れて働く社員に対して、交通費・宿泊費とは別に食事代・雑費代として支給されるものです。
さてこの日当ですが旦那さんの職級によって若干の金額の違いはありますが、だいたい2千円から3千円といったところ一般的な相場です。
このお金が一日当たりの日当として旦那さんに支給される訳です。
例えば出張スケジュールが二泊三日でしたら、2000円×3日で6000円のお金が旦那さんの懐に入ります。
ここから朝昼晩の食事代を支払う訳ですが、だいだいの構図は次のような形になっています。
朝食はホテルの宿泊とセットになっており不要
昼食は1000円程度のものを3日分。
夕食も1000円程度のものを3日分。
これで日当分は、ほぼ消えます。
宿泊手当
この宿泊手当というものが曲者です。宿泊手当の支給方法は会社によって主に二つの精算方法があります。
実費清算・・実際にかかった費用を会社が実費で負担。
概算支給・・1日あたりいくらという支給方法です。
この概算支給の場合に旦那さんにへそくりができあがるわけです。
例えば一泊1万円の支給の場合。
安いビジネルホテルを探せば6000円程度のホテルはざらにあります。地方出張が多い方はなおさらです。
二泊三日の出張で、10000円-6000円=4000円×2日分=8000円のへそくりが旦那さんにできあがる訳です。
交通費の精算
交通費の精算も宿泊代の精算のように次の二つの方法に分かれています。
実費清算・・実際にかかった交通費を会社が実費負担
概算支給・・出張先までの交通費を会社が計算して概算支給
この概算支給の場合にはさらに旦那さんのへそくりが膨らむ訳です。
新幹線・飛行機の早得割引、ビジネスホテルと新幹線代がセットになったビジネスパックなど、交通費を安くすませれば済ませるほど、その差額のお金は旦那さんのへそくりとなります。
出張手当の精算方法は
旦那さんが出張が楽しみにしている理由を判っていただけましたでしょうか。
会社の精算方法によっては、それなりの「へそくり」が出来上がるんです。
そして精算方法としましては、現金手渡しによる精算をしている会社もありますが、振込による精算を実施している会社の方が多いのではないでしょうか。
そのときの振込口座は、もちろん社員である旦那さんが指定した銀行口座に振り込みがされます。
出張手当がどのように精算されているかは、その銀行通帳を見てみないと中身は解らないという訳です。
実際は振込による精算なのに「現金精算だ」と妻を偽り、余った出張手当を自分のへそくりにしている旦那さんも結構いらっしゃるはずです。
銀行振込だと通帳履歴から金額がばれますもんね。
妻の対応としては「それぐらいは自由にしてもらっていい」という方と、家計が苦しい家庭では「旦那だけ許せない!」という方に意見が分かれるかもしれませんが、貴女はどちらでしょうか?
旦那の立場としましては「それぐらいはご自由に」という風にして頂ければ非常に嬉しいのですが・・。
最後に。実際のところは、その余ったお金からお土産代、コンビニ代など、いくらからのお金は出ていきます。出張先で夜の付き合いがあるなら飲み会費用も必要です。
会社で役付の人や立場がある旦那さんは、必要以上に締めあげすぎると、旦那さんが外で恥をかく可能性もあります。そこらへんは注意してくださいね。
※関連記事です。