【2017年2月28日更新】
「結婚は人生の墓場である」という言葉もちろん聞いたことはありますよね。
これって本当はどういった意味なんでしょうね?一般的によく言わるのは「結婚したら人生自由がなくなって終わっちゃうよぉー」ってところなんでしょうが。
本当にそうなんでしょうかね?今回はこの意味について少し考えてみたいと思います!
よく解釈されている意味
まずはこの言葉をよく聞く光景は思い浮かべてみましょう。
会社の40代の管理職の上司。そんな上司が20代の若い部下を捕まえてこう言うわけです。
「お前。結婚なんてするもんじゃないよ。まったく自由がなくなっちゃうから」
「毎日毎日、嫁がうるさくってしょうがない」
「結婚は人生の墓場だよ!」
と、まぁこんな感じ。
実体験としましては僕が20代のころ。若くして結婚した友人によくこう聞かされたものです。
「結婚は人生の墓場とはよく言ったものだね。まじで自由ないから」
その友人は一緒に飲みに行っても早い時間で足早に家路についていました。
そのときは「やっぱり結婚って自由がなくなるもんなんだな」って感じたものですが、
しかし!そう感じる一方でこう思う気持ちも当時からあったんです。
「自由がないないとか言ってる割にはなんだかんだ言ってもオマエ幸せそうじゃね?」みたいな。
結婚は人生の墓場だと言いながらも妻が待つ家に幸せそうに帰っていく友人。
これって今思えばただののろけだったんですかね?
本当の意味はこれじゃない?
そしてそんな僕も40歳になり結婚もした訳で。今なら間違いなくこう思うんです。
「結婚は人生の墓場」っていいことじゃん!
墓場っていうから何だかマイナスのイメージがありますが、墓場ってそんなマイナスのイメージだけでもないですよ。
墓場=死
ですけど、どの人間にも平等に「死」は絶対にやってくるもので。
生と死は一心同体。
誰もが最後は墓場に入る訳です。
「結婚は人生の墓場」の墓場とは最後に自分が入る安住の地を手にいれたということ。
結婚=安住の地
最後はみんな土に還るんですから。
もし僕が独身だったら
今の妻に拾ってもらい?何とか結婚生活を続けている僕。もう結婚生活は8年目になります。
もう40代になりますがもし妻と出会っていなくて今も独身の生活を続けてると想像してみると。
いやぁ。怖い。怖すぎるw。
おそらくこんな生活をしているでしょう。
いや。訂正しましょう。間違いなくこんな生活をしていると。
平日は一人で外食ばかり。野菜はろくに食べずに毎日「ラーメン・焼肉・お寿司」の繰り返し。
偏った偏食のせいで身体からは異臭を放つように。でも自分ではそのことに気づかない。
会社では「あの人何か臭いよね」と陰口をたたかれる。
周りにいた友人も全員結婚し歳をとるに連れて年々疎遠に。
たまに友人宅に遊びにいってみたものの、その友人の妻や子供に「あの人だれなの?早く帰ってもらえない?」と白い目で見られる始末。
40代にもなると自分の家庭を持つ人が増え、妻子をもった男性は家庭の時間を大切にするのが世の常。
クリスマスも一人、誕生日も一人。その寂しさを紛らわすために近くのスナックに飲みに行き、そこのママに誕生日ソングを唄ってもらう。
如何せん一人身なのでお金はいくらでもある。休日はパチンコ・競馬などのギャンブルに明け暮れ、朝から立ち飲みのおっちゃんと酒を酌み交わす。
いやぁ。人によってはそんな人生楽しいじゃないかという人もいるかもしれませんがw
しかし僕にはとても無理です。
想像してみましたが、僕がもし独身だったら年々人生が寂しくなることは間違いなさそうです。
結婚したおかげで
妻と結婚したおかげで一人ではできなかったことをいっぱい経験させてもらっています。
例えばうちの妻は英語が堪能で海外留学に行っていた経験もあり海外旅行が大好き。そのおかげで今まで一緒にオーストラリア、フランス、シンガポールなどいろいろな国に行くことができました。
英語力が小学生レベルの僕は、一人身だったら絶対に海外なんかに行くことはなかったわけで。妻のおかげで自分ひとりでは経験できない体験をさせてもらってる訳です。
そういえば妻は海外旅行にいったときには何やら旦那である僕には優しいのです。
日常の生活ではよく怒られていますが、海外に行くと鼻から「この旦那は使えない」ときっと思っているのでしょう。
なので最初から期待していないから怒りも沸かないようで。
やはり妻が旦那にイライラしないコツは、最初から旦那には期待をしないということが大切のようですw
妻のおかげで僕は悠々自適な海外ツアーを満喫。
独身の休日は片や「そこらへんの知らんおっちゃんと朝から立ち飲み」
どちらが幸せなのかは言うまでもありません。
「結婚は人生の墓場」は本当はきっといい意味だ
そう考えるとこの言葉って何だか素敵な言葉に見えてきません?
「結婚は人生の墓場である」
いい言葉です。墓場でいいんですよ。結婚することによって自分一人では体験できないことを体験することができる。
そして人生最後の安住の場所も手にいれることができるのです。
誰かがこう言っていましたね。
「自由とは制限があるからこそ輝くものだ」と。
いや、僕が勝手にいま作った言葉ですけどねw
でも本当にこう思います。
自由だからといって自分一人でできることってたかが知れている。
妻に多少制限されたって、一人だけじゃできないことを夫婦で一緒に楽しめばいいじゃないですか。
人生は多少の制限がある中で、その限られた時間を精一杯生きるから楽しいんです。
結婚に悩まれている方がいればぜひ「結婚は人生の墓場」と言われる地に積極的に足を踏み込んで見てはいかがですか。
きっと自分ひとりでは見ることのできないいろいろな景色を見ることができますよ。
皆さんはこの「結婚は人生の墓場」
どのように解釈しますか?
妻目線の意味の解釈はまた違ったものかも
【追記】
結婚は人生の墓場の本当の意味は何?ってことでブログを書かせてもらいましたが、後々考えてみて「妻目線の意味の解釈」はまた違ったものではないのかな?と思ったので、今回これを追記させてもらいます。
基本的に「結婚は人生の墓場」というのは、男性が結婚したときに使うイメージですよね?
でもこの「結婚は人生の墓場」を女性が使ったとしたらどういったら解釈になるんでしょうか。
これについて考えてみたんですが、妻側は「安住の地」というよりは結婚は「自由がない」と感じる人の方が多いのではないかと思うんです。
最近よくきく「夫在宅ストレス症候群」
これは「夫が家に帰ってくると胃が痛くなる」「夫が家にいるだけで体調が悪くなる」という症状のこと。
旦那が帰ってくる夕方ごろになるとなぜかため息、その反面、日曜の夜は明日から旦那は仕事だと思うと、どこかほっとする妻。
そんな妻が増殖中らしいのです。
そんな妻たちに「結婚は人生の墓場の意味ってどんな意味だと思う?」と聞いたらきっとこう答えるでしょう。
「そのまんま墓場という意味でしょ!人生終わったという意味です!」と。
「結婚は人生の墓場」の本当の意味はいい意味だと感じていたのは旦那側だけだったのかもしれません。。。(汗)
人生の墓場から脱出する方法
【追記】
結婚は人生の墓場ということで記事を書いてきましたが、最後に「本当に結婚は人生の墓場だ。離婚したい」という方に、その墓場から脱出する方法を一つご紹介します。
まず「結婚は人生の墓場だ。離婚したい」と考える人は、大半の方が配偶者のことを減点法式で見ているということが多いものです。
減点法とは、相手のマイナス面を「こんなところがイヤ、あんなところがイヤ」というように、次々と見つけては引き算をしてしまうことをいいます。
愛情のピークである結婚当初が満点だったとしたら、相手の欠点を見つけるごとに持ち点は失われていきます。
そしてその点数が0点になったり、マイナスになったりするとこう思いだすのです。
「結婚は人生の墓場だ。離婚したいかも」と。
結婚すると、相手の長所よりも短所の方が目につくのは、ある程度は仕方がないとはいえ、結婚を人生の墓場にしたくないのなら、今すぐこの減点法をやめる必要があります。
しかし急に加点法で考えるのは現実としては難しいことだと思います。
そこでこのような方法で相手を見るようにしてみませんか!?
その方法とは、YES-BUT法と呼ばれる方法です。
具体的にはこのような感じです。
「たしかに妻はわがままだ。でも美味しい料理は作ってくれる」
「たしかに旦那は家事は何もしない。でも一生懸命は働いてくれる」
減点採点だけをするのをやめて「マイナスな面があるものの、いいところだってある」というようにプラスになるようなことを見つけてみるということです。
すると人間とは不思議なもので「悪いところばかりでもないかも」と思い始めるものなんです。
この方法で当たり前になっていることでもしっかり評価してあげて、埋もれてしまっている相手のいいところをぜひ探してあげてください。
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