夫婦仲良くやっていきたいのに喧嘩ばかり。その喧嘩、ゲーム感覚で解決してみませんか?
どんなに仲が良く幸せな結婚生活であっても、育ちも性格も価値観も違う二人がずっと同じ屋根の下で暮らすわけですから、不満やイライラなどがあってもおかしくはありません。
今回はそんな夫婦喧嘩ばかりの方に、その原因を示しつつ仲直りする方法をご紹介します。
「夫婦喧嘩ばかりで毎日疲れる」という方はぜひ読んでくださいね。
修羅場は最初に
結婚は二人だけの問題ではなく社会生活の一部であるので、いろいろな外部要因にも左右されます。
二人の間のちょっとしたいざこざから、お金、舅姑、親戚付き合い、仕事、友人関係など、結婚生活にはさまざまなケンカや破局の種が潜んでいます。
そんなときに、グッと我慢すべきか、口に出して伝えるべきか、言ってもしょうがないと諦めるべきか、悩む人も多いと思います。
しかしこの問いに対して、多くの心理学者の回答はほぼ一貫してこう答えているそうなんです。
「修羅場は最初に作れ」
要するに、心理学者たちはお互いの真実に直面することなく問題を先送りすることは、結婚生活を悪化させることの方が多いと言っています。
お互い溜めることなく言いたいことを言った方が幸せな結婚生活を送れるということです。
夫婦喧嘩ばかりする原因3つ
夫婦喧嘩ばかりする原因はいろいろとありますよね。
さっきも書いたとおり、二人のちょっとしたいざこざ、お金、舅姑問題、親戚付き合い、仕事や、友人関係など、その原因は本当にいろいろなものがあります。
しかし「夫婦喧嘩ばかりする原因は」は突き詰めていけば次の3つになるんです。
話し合えていない
喧嘩したときや、いざこざになったときにその問題に向き合わずに、どちらかがめんどくさがる、または両方がめんどくさがって、話し合いをしないということはありませんか?
それは放置したことになるのでまた同じ形で喧嘩を繰り返すことになります。
どんな形でもいいので話し合う。
お互いの意見を少しずつでもいいので出していくようにする。
これが大切なんです。
溜めこむ
話し合いをしていないなど、お互いに不満があるのにそれをため込むことは健全な夫婦の関係ではありません。
不満は溜めこまずに気になった時点で伝え、爆弾にならないうちに解消することが大切です。
言うならば「喧嘩をすることから」逃げてはいけないということです。少しの不満はちいちゃいうちにやっつけてしまいましょう!
無理をしている
お互いに無理をしないこと。思ったことを隠さずに伝えることが大事です。
喧嘩はやり方を間違わなければ決して悪いものではないと思うんです。
僕自身も妻と大喧嘩をすると、普段聞けなかった気持を聞けたりして、お互いの理解が深まることが多いんです。
二人の距離はグッと縮まります。
心の健康にもデトックスが一番。排便ならぬ排弁(?)で気持もスッキリ、夫婦の関係もスッキリ健康にしましょう。
夫婦喧嘩の仲直り方法
言いたいことを溜めずに、修羅場は最初に、とはいってもただ何も言い合えばいいという訳ではありません。
言いたいことを溜めずに言うにもルールがあります。
戦いではなく意見交換の場
親しき仲にも礼儀あり、夫婦仲にもマナーあり。
この「ケンカの作法」ともいえるルールを守らなければ、ちょっとした一言や小さなもめごとが、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
そうならないためにも、うまく仲直りするために次のことを意識して夫婦喧嘩をしてみましょう。
夫婦喧嘩はバトルではなくディスカッション
そんなこと言っても「喧嘩している最中に冷静になんかなれるか!」という声が聞こえてきそうですが、喧嘩の始まりは怒りで始まってもいいんです。
でも喧嘩しているうちに少し冷静になってくるタイミングというものがあると思うんです。
そのときにこの言葉を思い出して欲しいのです。
夫婦喧嘩はバトルではなくディスカッション
ちょっとイメージしにくいなら、分かりやすく日本語にしましょうか。
夫婦喧嘩は戦いではなく意見交換の場
これなら少しはイメージしやすいですか(笑)
具体的な仲直りの方法
夫婦喧嘩をバトルではなくディスカッションの場にすれば、自然と仲直りができるようになります。
その具体的な方法の手順はこうです。
クールダウン
怒りの気持ちそのままに激しい夫婦喧嘩が終わった後は、仲直りするために対立感情をクールダウンさせることがまずは大切です。
冷静にフェアに考えられないと話し合いはできません。次にことを意識しクールダウンをしましょう。
- 一度無口になり、落ちつき、ヒートアップを避けるためしばらく話しをしない。
- 一日いろいろなことを考え落ちついてから新たにそのことについて討論する。お互い熱が冷めているのでいろいろな切り口から話しができる。
- 出会ったころを思いだし少しずつ優しい気持になれる。
聞く耳をもつ
次に「聞く耳をもつ」とは自分とは違う意見をいいとか悪いとかで判断せずに尊重し、そういう考えもあるね、面白いなぁと思ってみることです。
できることなら口にだしてみることが一番です。人間とは面白い生き物で、本当にそう思っていなくても口にだしているうちに、心がそのような気持になっていくのです。
- 相手が一方的に悪いと思わず、自分にも何か原因があると思えば怒りは静まる。そして相手を尊重して考えや言い分を受け止める。
- 私はこう思うけど、あなたは?と尋ねて話しを聞く。否定も肯定もせずに受け止め、その上で自分はどうするのかを考える。
解決ゲーム
さきほどの「聞く耳をもつ」のステップで相手の意見を客観的に受け止めた上で、問題を解決し仲直りするためにどうすればいいかを一緒に考えて意見交換します。
たとえばこんな感じのやり取りになります。
「私は早く帰ってきてほしい」
「オレだって早く帰りたいけど仕事が忙しいんだからしょうがないだろ」
「忙しいのは分かる。どうにか早く帰れる方法があるとしたら何ができるかな?私にできることも何かある?」
という会話のように。
これが夫婦喧嘩がひどくなるパターンなら次のような会話の流れになりますよね。
「私は早く帰ってきてほしい」
「オレだって早く帰りたいけど仕事が忙しいんだからしょうがないだろ」
「忙しい。忙しい。って。四六時中忙しいっていってるじゃない。効率が悪いだけでしょ?」
「お前に何がわかるんだよ。じゃ代わりにやってみろよ」
比べてみると雲伝の差ですよね。
最初の会話の流れになるように宝探しでもする感覚で「こっちは?あっちは?」と言い案を二人で探してみましょう。
そうこうするうちにビンゴ!「それ!いいね!」と盛り上がって終了です。
イライラや不満から始まった喧嘩も最後はゲームのように楽しんで仲直りして解決です。
喧嘩するほど仲がいい
夫婦喧嘩ばかりしている方にその原因と仲直りする方法をご紹介しましたがいかがでしたか。
結婚生活の満足度を左右するものとして「夫婦の問題解決能力」があげられます。
問題解決の過程でお互いを知り理解が深まり、成長していくのです。
喧嘩するほど仲がいいといいますよね。バトルではなく一緒に問題解決中と思えば「喧嘩もラッキー」と楽しい時間に変えることができるかもしれません。
どうせ喧嘩するなら、夫婦の関係にヒビを入れるような喧嘩ではなく、うまく仲直りして夫婦の理解を深め愛情をより強くする、そんな喧嘩にしましょうね。
※関連記事です。
旦那と喧嘩したときはムカつく気持ちをそのままに。そっとパンツを裏返せ。 - 旦那という生き物。
夫婦喧嘩するほど仲が良い!?喧嘩中は、聞く耳を持つことが大切ですよね。 - 旦那という生き物。
夫婦喧嘩勃発!謝らない旦那を 謝らせる方法とは? ほんまでっかTVを参考にしました。 - 旦那という生き物。
※こちらから当ブログのTOPに戻れます。