できる女になるためには、何よりもコミュニケーション能力を高めることが必須です。
仕事相手を選ぶときも、コミュニケーションがとりにくい女性よりも、とりやすい女性を選ぶのは当然のこと。
そこに多少の能力の差があったとしてもです。
今回は、できる女性が実践している9つのことをご紹介しつつ、できる女性はどのようなことを意識し考えているのかをご紹介していきます。
できる女が実践している9つのこと
一人で頑張らない
どんなに優れた女性でも一人でできること、考えつくことには限界があります。結果がよければ、一人で頑張らなくてもいいと、できる女性は知っています。
これは大変だなと感じたら周りにパスをだす、困ったなと思ったら手を挙げる。
一見、手を抜いているように見えますが、結果としていい仕上がりになれば、それでいいのですから、頼ったものの勝ちなのです。
一人だけで頑張ることを誰も求めていない。
できる女はまずはその事を知ってます。
冗談でも自分を否定しない
「私ってバカなんですよね」
その場を盛り上げたり、相手を立てるために、必要以上に自分のことを卑下して話したことはありませんか。
気持ちはわかりますが、女性は冗談でも自分を否定してはいけません。
女性が発するマイナスの言葉は、オーバーに受け取られるものだからです。
女性は自分をよく見せようとする生き物、だからこそ、自分にとってマイナスのこと(女性らしくないこと)は控えめに言うものだと、男性は思っています。
「私、お金の管理が苦手で」というと、生活費の管理ができない人、仕事も段取りよくできないんだろうなと思われるのがオチです。
その点、できる女性は自分を否定したりなんかはしません。たとえ、お金の管理が苦手だったとしても、そのことを自分から告げることはありません。
できる女性は、自分の悪口を言わず、自分を褒めれることができるんですよね。
男のプライドだけは傷つけない
女性には理解しにくいかもしれませんが、男は自尊心がとても強い生き物。
できる女性は、このことをよく知っていて男性のプライドを傷つけるような行動は絶対にしません。
特に、まだまだ男性社会であるビジネスシーンでのコミュニケーションにおいて、このことはかなり重要な要素です。
自尊心は、男性を支える根幹なのです。これをへし折ってはいけません。
女性からすると、厄介で面倒くさいだけの自尊心ですが、言い換えれば、それさえできていれば、女性を守ってくれることはあっても攻撃してくることはありませんよ。
相手を主人公にして話す
できる女性は、人は誰でも「人に認められたい」という欲求があるということを理解していて、会話をするときは、相手を主人公にして話すことができます。
相手が求めていることは何かを考えながら、相手を主人公にして話す、この繰り返しで相手との距離が近づきます。
終始、相手を立てる。
会話の中に相手の名前を入れ込む。
相手が何を考え、どんなことに興味があるのかを踏まえて話す。
そんなことを考えながら、話を進めるようにしましょう。
お願いするときは理由を添える
できる女性は、誰かに何かをお願いするとき、そのお願いの仕方がとても上手です。
「誰かお茶をいれてくれない?あ、〇〇さん、ちょうどよかった!よろしく」
こんな言われ方をしたら、あなたはどう思いますか?
「え?私もこれからやる事があるのに。何で私が」と、なりますよね。
こんなとき、できる女性はこのような頼み方をすることができるんです。
「〇〇さん、忙しいところごめん。会議室にお茶をいれてもらえない?ちょっと年配の特別なお客様だから、〇〇さんがいつもいれてくれる、濃いめの美味しいお茶がありがたいの」
これだと、頼まれた方もなんだか嬉しい気持ちになりますよね。
また、こうやって具体的にお願いをすることで、頼まれた方も「特別なお客様と言ってたから、茶器も良いものを使った方がいいかな」と、自分で必要なことを考えることができるようになります。
同じことを頼むのでも、たった一言あるかどうかでこんなにも、受ける側の気持ちが変わります。
待ち受け姿勢でチャンスをつかむ
「好きなことを仕事にしたい」という女性が最近は増えていますが、その「好きなことを仕事にしたい」を間違って理解していると、できる女性にはなれません。
その間違いとは、「好きなことを仕事にすること」はできても、「好きなことだけを仕事にする」はできないということ。
あくまで、会社、組織に属する場合、まず課されることは利益をだすこと、利益が出ているから会社は存続することができるのです。
そんな中「好きなことだけ」をすることが叶うはずがありませんし、そんな人に会社も仕事を任せることはできません。
とはいっても「好きなこと」を仕事にし、その道で輝いている女性もいるのも事実ですが、彼女たちは「好きなこと」で利益をあげたからこそ、その位置にいるのであって、すぐにそのポジションにつけたわけではありません。
「好きなこと以外の仕事」こそ、できる女性の基礎をつくる過程と言ってもいいでしょう。
会社全体がどんなふうに動いているか、どの方向を目指しているか、その中で自分ができることは何か。
ある程度把握ができれば、自分が与えられた役割が見えてきます。その役割をしっかりこなすことで、上司にも認められ、どんどん仕事がしやすくなるはずです。
与えられた役割の中にこそ、チャンスがあることを知りましょう。
仕事仲間のキャラを把握している
できる女性は、仕事をしやすい環境を整えること以上に大事なことはないと考えています。
社内の人間関係でゴタゴタしてしまうようでは、取引先とのやりとりなど、大事な部分に使う時間がとられてしまい、結果、仕事の足を引っ張られてしまうことを知っているからです。
社内の人間関係は、特徴にそって分類し、対応パターンを決めておくことでうまくいくようになります。
会話はパターンで対応する
できる女性は、自分に悩む隙を与えません。
できる女性になりたいのなら「マクドナルドの店員の真似をする」のが一番。
お客様がきたら「いらっしゃいませ」と声をかけ、口角をあげて笑顔で挨拶します。
お客様がどんな人でも、基本は変わりません。
「店内でお召しあがりですか?」(にっこり)
「ただ今、コーヒーのキャンペーン中ですがいかがですか?」(にっこり)
など、まっったくもってブレることなく、リズムよく会話が続きます。
お客様によって、注文する品も、かける言葉も違うのに、こんなにも安定して対応することができるのは、客のパターンに合わせて、こと細かに定められたレジ担当者用マニュアルがあるからです。
ハンバーガー単品ならこうする、セット注文ならこうするなど、一つ一つに対応が決まっているのです。
このようにマニュアルが決まっていると、あれこれ考えずに素直に、迅速に、行動に移すこができます。
つまり、悩まなくてすむということ。
できる女性は、このようにそれぞれの対応パターンがだいだい確立されていているから、人に余裕のある対応をすることができるのです。
職場でもパターンに合わせて、会話マニュアルを作ってみましょう。
①出社~朝ミーティング
②来客
③訪問
④クレーム
⑤会議など
こうしておくことで対応に余裕ができ、パターンを決めたことで、感情的にならずに、冷静に対処することができます。
自分の本質を知っている
できる女性は、コミュニケーション能力がやっぱり高いですよね。
そんなコミュニケーション能力ですが、高めるためには一体どうすればいいのでしょうか。
それは、自分の長所と短所を見極めること。
たとえば、同じ部署で働く人であってもそのタイプはバラバラです。その中で、できる人と評価される人たちは、そのよさをうまく見せているはずです。
以前の職場で、人見知りで初対面の人と話をするのが苦手な女性がいました。
彼女は、難しいことをやわらかくシンプルに話すのが得意だったため、営業担当と同行し、アフターサービスとして商品・サービスの追加説明を行っては、次の契約に結びつけていました。
彼女は新規開拓ができない分、こうした形で携われることをありがたいと思っていましたし、お客様にも一生懸命に接していました。
彼女は自分の強みと弱みを知っていたため、強みを生かした自分らしい働き方ができたのです。
自分の本質を知ることは、最強の強みなんですよね。
できる女性とできない女性の違いはちょっとした意識の差
できる女性が必ず実践していることをご紹介しましたがいかがでしたか。
最後にもう一度まとめておきますね。
できる女性は、
- 一人で頑張らない
- 冗談でも自分を否定しない
- 男のプライドだけは傷つけない
- 相手を主人公にして話す
- お願いするときは理由を添える
- 待ち受け姿勢でチャンスをつかむ
- 仕事仲間のキャラを把握する
- 会話はパターンで対応する
- 自分の本質を知っている
人と話すのが苦手でも、伝えるのが上手でなくても、どれもちょっと周りを意識するだけで誰でもできることばかり。
結局、できる女性とできない女性は、その「ちょっとした意識」で差が生まれます。
今回ご紹介した内容を実践して、ぜひできる女性になってくださいね。
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