自分を変えたい人へ!セルフトークで自分を変えよう!
あなたは今の自分に100%満足していますか?もしあなたが今の仕事・家庭環境などに満足していないのなら、今回ご紹介する「セルフトーク」をぜひ取り入れてみてください!
目次
感情をコントロールできれば自分を変えることができる
人生を幸せに送る多くの人は、感情のコントロールがうまい人たちです。
「緊張でオドオドすることがない」
「人間関係に苦手意識を持っていない」
「自信をなくすことがない」
「ストレスをストレスと感じない」
「毎日ポジティブに生きている」
このように強いメンタルを持っています。
では、自分の感情をコントールするためには何をすればいいのでしょうか。
それは「セルフトーク」を学ぶことなんですよね。
自分を変えるための「セルフトーク」とは?
自分を変えるために、「セルフトーク」を学ぶことがとても効果的なことです。
セルフトークとは、独り言のこと。これは実際、声に出すものと心の中でつぶやくもの。両方を指します。
セルフトークは、人の「評価」の部分に大きく影響しています。
ただし、その説明をする前に「評価に影響するセルフトーク」と「影響しないセルフトーク」の説明をしておきます。
たとえば、通勤中「この人キレイだな」「この人スマホで音楽を聴いてるな」ということを心の中でつぶやいたとします。こういった「単なるつぶやき」はもちろん、あなたの「評価」に影響するわけでもなければ、不安になったりイライラするという感情反応につながるわけでもありません。
しかし、そんなつぶやきの後に、あなたがもし次のようなセルフトークを続けたとしたら、あなた自身をストレスに陥れることになっるかもしれません。
「この人はキレイだから、きっと僕なんて相手にされないんだだろうな」
「満員電車の中で大音量で音楽を聴かなくていいのに」
どうでしょう。たかがこのようなセルフトークでも、自分の思考を通すとだんだんと嫌な気持ちになり、イライラしたりしてしまうのです。
このようにセルフトークは、自分自身に多大な影響を与えるのです。
セルフトークスキルとは?
セルフトークによって自分を変えていくために、まず最初に行うことは、「現在の自分のセルフトークに気づくこと」です。ときどき「私にはセルフトークはありません」という方がいます。
そんな人は、「セルフトークの気づきトレーニング」というものを一からやり直す必要があります。
これは、「今、私は何を考えているのか」という自問自答をすることによって、無意識に行っていたセルフトークに気づかせるものです。
「朝起きた時」「トイレに入っているとき」「会社に行くとき」など、その状況で自分に対して「いま何を考えている?」と問いかけます。
すると自然とセルフトークに気づき始めます。
「今、私は体がだるいと思っている」
「今、私は旦那が家事を手伝わないことにイライラしている」
このように、まずで誰かに尋ねられて話さなければいけないから話すという感じでやってみましょう。そうすると、自分のセルフトークに気づくことができます。
このように「セルフトーク」に気づくということがまず第一歩です。
そうしてこれまでのセルフトークに気づいたら、それを書き留めたり、覚えておいたりしれ記録していきます。どんなセルフトークをしているのかをどんどん羅列していくのです。
それらの羅列したセルフトークを見て、その独り言はあなたの人生にとって楽しくなるものか、悪くなるものか「仕分け」をしていきます。
「人生を楽しくさせるセルフトーク」と「自分にやる気を持たせてくれるセルフトーク」は残して、「自分を悪い方向にいかせてしまう、無益なセルフトーク」は捨てていくという仕分けをするのです。
これが、セルフトークによって自分を変えるための第一歩になります。
セルフトーク仕分けの注意点
ここで注意してもらいたいことがあります。
それは例えば、「げっ!最悪!」などのつぶやきを癖にしている方。
「最悪!」とつぶやいたことで、やる気をなくし続けているのであれば、それは悪いセルフトークですが、もしもあなたが、
「最悪!もー!頑張るしかない!」
と続けるような気持ちでの「最悪!」なのであれば、それは良いセルフトークということになります。
自分を変えるための具体的な「セルフトーク」
自分を卑下してしまう人のためのセルフトーク
それでは実際の特定した状況を設定して、自分を変えるためのセルフトークをやってみましょう。
人は何かで失敗して自信がなくなったとき、2種類の「自信喪失」ストレス状態に陥ります。
1つ目は「自信をなくして、自分を卑下する」ことによって、不安になったり落ち込むというストレスです。そんなとき、人はこんな独り言を無意識のうちにつぶやいています。
「どうぜ自分なんて」
自分に何かできるという自信がないので、何でも失敗することしか想像できない評価のゆがみがあるのです。当然、傷つくのも怖くなり、できるだけ自分が傷つく可能性のあることには手を出さなくなります。
自分の「すでに持っている素晴らしい素質」よりも、「持っていないもの」にばかり目が向いてしまって、「自分はダメな人間」だと思い続けてしまうのです。
自分を変えるためにこうつぶやこう!
そんな自分を変えるためには次のようなセルフトークが有効です。
「失敗は誰でもすること。どんな立派な偉人もする。言い換えれば、偉人であればあるほど、失敗を多くするんだ!」
「そもそも失敗や挫折や傷つきは、何か挑戦したときには訪れるものだ!自分は挑戦したんだ!」
「失敗は全くもって悪いことじゃない。むしろ、失敗を恐れて、失敗すらできないことの方がだめ!」
そもそもあなたは、どんな価値観を基準にして、自信をなくしているのでしょうか。
世界にはさまざまな価値観が存在します。あなたの周囲の中だけで作られている価値観の基準で自信をなくしているだけなのではないでしょうか。
世界は広いものです。凝り固まった価値観で自分を見るのはやめましょう。
自分に対する過信でストレスがある人のためのセルフトーク
本当に自信がなくて陥るもう1つは、過信という間違った自信を自分が持っているときです。
自分を買いかぶっている、あるいは狭い世界の中で井の中の蛙状態であることで自分に過信があり、実はその過信で自分の自信のなさを隠しているときは厄介です。
こういうときに、気づくのに時間がかかります。
健全に「逆境の中で自分の無能さをしっかり認め、頑張る糧にできる人」は良いのですが、せっかくの逆境や挑戦の機会があっても、現実を認めることができず、「私はすごいんだ」「オレの実力がわからないおまえらはダメだ」などと、必死に過信に頼り続けている人間はどんどん過信を膨らませてしまいます。
本当の自分がビクビクしていることに気づけないので、ある時、ぽっきりと木が折れるように、心身共に疲労困憊してしまいます。
そもそも、カッコつけることは自信ではありません。自分の心の中で、「私はすごいんだ」と信じ続けることは大事ですが、それを他人にひけらかす必要などまったくないのです。
自分を変えるためにこうつぶやこう!
そんな自分を変えるためには次のようなセルフトークが有効です。
「できないものはできない。ただそれだけ。できるようになればいいだけ」
「そうやってカッコつけて、現実のカッコ悪い自分を受容できない自体が、よっぽどみっともない」
「自分の過信は他人にはすでにバレている」
「どんな偉人も弱いものを持っている」
「ダメな自分に気づけてよかった」
セルフトークによって、しっかりと自分のゆがんだ思い込みと向き合い、弱い自分を認めてあげることです。
他人にどう思われているか気になる人にセルフトーク
自分を変えたいときに、他人が自分のことをどう思っているのかを気にし始めると、キリがありません。
できればこう思ってもらいたいとか、嫌われたくないなんていう気持ちがあったりすると、「他人の気持ちをコントロールすることは不可能である」という当たり前の理論を受け入れられなくなります。
そもそも、他人にどう思われているかでストレスになっている場合は、すでに非論理的にしか物事を考えられなくなっています。
他人た外的環境を自分で変えられると思っているからこそ、他人に何か不本意なことを言われたり、されたりすると過度に落ち込むわけです。
自分を変えるためにこうつぶやこう!
健全な落ち込みは当たり前なのですが、もしも極端に落ち込みすぎて立ち直れないと思っている時は、こんなセルフトークを言い続けてましょう。
「他人の気持は変えられないので、それを変えようとすることは非現実的であり、無駄な努力である」
「周囲の環境は変えられるものと変えられないものがある。変えられないものでストレスになることは無駄である」
「他人に好かれたいからといって、自分をなくして他人に影響されることはますます自信をなくすことにつながりかねない」
他人からの期待にストレスをためている人のためのセルフトーク
これは他人にどう思われているかを悩むというよりは、「自分はこんなに期待されているんだから」と張り切りすぎて、心身疲労困憊になる場合です。
極端にいえば「悲劇のヒロイン」になりたい人です。
自分を変えるためにこうつぶやこう!
そんな人は、自分を変えるために、こんなセルフトークで自分を軌道修正してみてください。
「深呼吸。深呼吸。なにをそんなにてんぱっているんだ。冷静に考えよう」
「期待されていると思っているからやっているのか?それとも自分の本当にやりたいことだからやっているのか?自分のやる気を確認しよう」
「相談してみよう。もしかしたら過度に期待されていると自分で思い込んでいるだけかもしれない」
大事なことは、ここです。
自分を犠牲にして、他人に期待されているからと思ってやっていることは、いつか怒りに変わります。こんなに自分はやってあげているのに、という怒りになります。
それは他人のためを本当に思っているのではなく、自己保身のためです。
期待されているなどと思い込んで、爆走することは危険なことです。
まだ始まってもいない未来に不安になる人のためのセルフトーク
過去に起きたことで悶々とするのではなく、まだ始まってもいない未来に対して不安になるときは、こんなマイナスのセルフトークを言っているのではにでしょうか。
「しかられるなんて恥ずかしいことなのに、また明日しかられたらどうしよう」
「今までは大丈夫でも、今度の転勤先では人間関係がうまくいかないのではないだろうか」
「もう恋愛で傷つくのは嫌なのに。誰かと付き合ったら、また傷つくはめになるかもしれない」
このいったどんな刺激に対しても「この刺激は未来にはどう変化してしまうのだろう」と、まだ始まってもいない将来への不安から、意味のないストレスを作ってしまう人がいます。
未来を悲観して「〇〇にはならないようにしよう」と念じることは危険、「そうならないように」と念じれば念じるほど、ますます悪いイメージ通りに心や身体は動いてしまうものです。
まだ起きてもいない未来に対して悪いイメージを作ってしまうと、結局、思い切りのよく自分の力を出すことができないのです。
自分を変えるためにこうつぶやこう!
自分を変えるために、未来のことを案じてビクビクするのではなく、今どうするべきか、という「今」を変える努力をしていきましょう。
そんな人にはこんなセルフトークをおすすめします。
「未来はまだ始まってもいない。今ある一瞬を大切に過ごすことで、未来のすべては変わる」
「今できることに集中!」
「今に生きる!」
「自分を変えたい」と思えていること自体がすごいこと
自分を変えたい人向けに、セルフトークのやり方をご紹介してきましたがいかがでしたか。
どんなに実績を積んだ政治家でも、国会でのヤジとか選挙区の方々からの叱責には傷ついたり、自信を失ったりするのものです。
「なんで俺がこんなことを言われなきゃいけないんだ」
「ヤジを飛ばすなら、自分でやってみろ」
「本当は違うのに、何でわかってもらえないんだ」
さまざまな厄介なことに対して、悪いセルフトークを繰り返していると、だんだんとそういうセルフトークをしている自分自身のこともイヤになってきます。
そんな政治家の人たちは、次のようなセルフトークを意識して行っているそうです。
「僕は僕の言いたいことを言うだけだ。それを彼らがどのように取ろうと関係ない」
「僕は自分ができる精一杯を淡々と地道にやっていけばいい」
このように自分を納得させるセルフトークを行っていれば、自分が変わり、それによって何のかもが好転しだします。
今、あなたが「自分を変えたい」と悩んでいるのなら。
その「すでに悩んでいる」「悩めている」ということ自体に自信を持ってください。
世の中には皆さんのように「悩むことができない」人間がたくさんいます。
「悩むことすらできるずに、自分の欠点すら直視できずに、何でも他人のせいにして、自分の弱さを見て見ぬふりしているたくさんの空威張り人間」よりも、あなたは、ずっと心が強いのです。
そのことだけは忘れないでくださいね!
自分を変えたいなら変化を積み重ねよう!
「来年こそ自分を変えたい」
「なりたい自分に近づきたい」
そう思ってる人に朗報です!
ここでは2018年を最高の年にするための「自分を変える習慣」をご紹介していきます。
誰でもすぐにできる「自分を変える方法」をまとめていますので、ぜひ参考にしてください!
関連記事>>自分を変えたい!2018年を最高の年にする!6つの「変える習慣」教えます。
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