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離婚後の生活に必要なこと3選!女性・男性別に紹介します!

離婚後の生活をイメージしてみてください。

あなたは本当に離婚後に「ひとり」で生きていけますか?

離婚したいと思うのなら、離婚という結論を最終的に下す前に、必ずやっておきたいのが離婚後の生活のシュミレーションです。

離婚には結婚の何倍ものエネルギーが必要。

一度はこのことを耳にされたことがあると思います。

実際にそれは事実です。

そして大変な思いをして離婚が決まった後も、今度はそこから先にずっと続いていく離婚後の生活についても考えなくてはならなくなります。

果たして、離婚という選択肢が自分の幸せにつながる道なのかどうか。それは離婚という結論を出す前に考えておきたいこと。

今回は「離婚したい」と思っている方に、離婚後の生活がどういったものになるのかを考えるヒントをご紹介していきます。どの内容も離婚後の生活に向けて、一度は確認しておきたい内容ばかりです。

ぜひ参考にしてください。

 

 

 

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こんな人におすすめです。

 

  • 離婚を考えていてこれからの人生に不安を抱えている人
  • 離婚したことで自分に自信をなくしてしまっている人
  • 夫婦関係がうまくいっていない人

 

まずは気軽に診断してみてください。

 

 

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目次

女性が離婚後の生活に必要な3つのこと

最初に女性が離婚後の生活に必要なことをご紹介していきますが、まず知っておいてほしいことは、「離婚=不幸」ではないということです。

もちろん、せっかく結婚して夫婦になったわけですから、末永く夫婦で幸せに暮らしていけるのがベストなのかもしれません。

でも、しょせん結婚は、他人同士が一緒になって生活を始めたわけですから、うまくいかない夫婦も少なからずでてきます。

一緒に暮らしているうちに、旦那の借金グセがわかった、モラハラがひどいなど、いつまでもそんな旦那とは一緒に暮らしていくのは辛いですよね。

そんなときは、そんな不幸な結婚生活を無理して続けるよりも、離婚という決断を下した方が今よりずっと幸せになれることもあります。

確かに、実際に離婚することを決断し実行することは簡単なことではありません。離婚を決断できないままズルズルとストレスフルの夫婦生活を続けてしまう方は多くいらっしゃいます。

または離婚を決断できたとしても、旦那が離婚を承諾しない場合など、ケースによっては長い時間がかかる場合もあります。

 

それでも、ここで知っておいて欲しいことは、実際に離婚をして幸せになれたという人も世の中にはたくさんいらっしゃるということ。

 

ですから、ここから具体的に離婚後生活に必要なことをお伝えしていきますが、必要以上に「わたしにそんな勇気があるかしら」と不安がらずに、前向きな気持ちで読み進めていってくださいね。

関連記事>>旦那と別れたい!後悔しない離婚方法まとめ。これでクソ旦那とサヨナラしよう!

収入面の不安は解消しておく

まず女性であるあなたは、次の項目にあてはまりますか?

 

離婚できるかチェック!
  • 生活していけるだけの収入がある。
  • 無職だが、預金や不動産などの資金で生活していくことができる。
  • 慰謝料や財産分与などで生活していくことができる。

 

とくに女性の場合は、離婚後の生活で幸せになれるかどうかは、経済的な問題をクリアできるかどうかによるところが非常に大きいです。

 

実際に僕のツイッターのフォロワーさんに協力していただいて、次のようなアンケートを取ってみたのですが、旦那との離婚を決意できない理由は、「お金」によるところが大半を占めています。

本気で旦那が無理&嫌い🔪な奥様方👩

ぜひ教えてもらえませんか?

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何があれば、今の旦那との離婚を決意することができますか?

4択以外にも、リプ欄にてさまざまな「別れを決意できない」リアル声を大募集です!

 

次の4つから離婚に必要なものを選択してもらいました。

  1. お金
  2. やりがいのある仕事(仕事以外でも)
  3. 素敵な再婚相手
  4. まずは子供が大人にならないと・・・

 

総勢532名の方に回答を頂いたのですが、その結果は次の通り。

  1. お金 72%
  2. まずは子供が大人にならないと・・14%
  3. 素敵な再婚相手 10%
  4. やりがいのある仕事(仕事以外でも)4%

 

実に、72%の方が離婚に必要なのは「お金」だと答えています。

 

ちょっと寂しい話ではありますが、このアンケート結果のように、実際に離婚した後に幸せに生きていくためには、やはり「お金」が必要なんですね。

勢いで離婚をしても、その後の生活費に困ってしまうようでは行き詰ってしまうのは明らかです。
離婚後の生活費や仕事、住まいの確保など、冷静に考えてみてください。

 

  • 離婚しても生活していけるだけの収入がある。
  • 無職だが、預金や不動産などの資金で生活していくことができる。
  • 慰謝料や財産分与などで生活していくことができる。

 

このどれにもあてはまるものがないようでは、すぐに離婚に踏み切るのは難しいと考えた方がよさそうです。

自分の収入がない方は、まずは仕事を探すところから始めましょう。

具体的に収入を安定させていく方法はこちらに後述します。

 

当ブログ管理人
離婚に向けて、収入面の不安は必ず解消しておこう!

 

メンタルは強くもつ

女性の方が離婚に向けて必要なこと、次はメンタル面についてです。たとえば、次のような項目にあてはまりますか?

 

離婚できるチェック!
  • この先ずっとひとりで暮らしても、精神的に大丈夫だと思う。
  • 世間に離婚したことが分かっても痛手ではないし、中傷に負けない覚悟もある。
  • 絶対に離婚したことを後悔しない自信がある。

 

メンタルの強さを表すこのような項目にあてはまる人であれば、新しい生活で幸せをみつけることができる人だと言えます。

離婚を一つの区切りとして自覚しつつ、自由と自分らしい生き方を自分の手で掴み取った喜びを感じながら、離婚後の生活を新しい道として歩んでいくことができるからです。

反対に、いつまでも離婚を苦にしたり、配偶者を恨んだりして笑顔ひとつない暮らしを続けていくようであれば、離婚をしても気持ちは後ろ向きのまま、離婚後の生活は幸せなものにはならないでしょう。

とはいえ、楽観的になればいいというものでもありません。

 

「離婚なんてどうってことない。また、次に新しい彼を見つければいいだけのことじゃん」

 

こう考え再婚に対して過剰に期待を膨らませている人に限って、なかなか次の恋人候補が現れないケースも少なくないのです。

将来のことは誰にもわからない分、離婚を決断するときは誰でも不安に思うものです。

ですが、そこで大切なのは「絶対に幸せになる!」という気持ちの強さです。

「なんとななるさ」よりももっと強い、「幸せになってみせる!」という覚悟こそ、離婚後の生活を幸せなものにするのです。

女性がひとりで仕事をしながら暮らしていくのは、ときには寂しく厳しいものです。

ですが「幸せになろう!」という覚悟を持って生きていくことが、離婚後の生活を豊かなものにするためにはとても大切なことなのです。

 

当ブログ管理人
「離婚してもなんとかなるさ」ではなく、「絶対に幸せになってみせる!」という強い気持ちを持つことが大切になってくるよ!

 

豊かな人間関係を築く

女性の方が離婚後の生活を幸せなものにできるかどうか、次の項目もチェックしてみてください。

 

離婚できるかチェック!
  • 親身になって相談できる友人や知人がいる。
  • あなたを応援してくれる子どもがいる。
  • 相談できる離婚経験者が身近にいる。

 

離婚後のひとり暮らしの生活では、以前にも増して人間関係の大切さが身にしみて理解できるようになります。

 

そんなときに大事な存在になるのが、自分の子どもをはじめてとする家族や友人、離婚経験があって、親身になってアドバイスをしてくれたりする人たちです。

 

誰を大切にして生きていきたいか、誰と向き合って人生を歩んでいきたいかを改めてじっくり考えてみましょう。

 

離婚することが不安な人へ

離婚したいけど離婚後の生活に不安がある、または現在すでにシングルマザーとして新しい人生を歩まれている、そんな方には「シングルマザー支援協会」がおすすめです。

いろいろと調べてみましたが、この支援団体は人生に悩む女性に、強くおすすめできるコミュニティーです。

「一般社団法人シングルマザー支援協会」は2013年に設立された全国的な組織で、仕事や住まい、離婚や再婚活の相談・情報提供などを企業と提携して幅広く行っています。

特徴はこのような感じです。

  • 無料で参加できる
  • 全国各地で行われているセミナーやランチ会などのイベントに参加できる
  • 弁護士やファイナンシャルプランナーなどによる無料メール相談を受けることができる

離婚後の生活に不安がある方を幅広く支援してくれます。

この支援団体の現在会員数は1600名を超え、日本で最大のシングルマザーのコミュニティとなっています。

「少し元気なシングルマザーがまだ元気になりきれていないシングルマザーの手を引こう、シングルマザー予備軍の方の手助けになろう」をスローガンに、活動するシングルマザー支援協会。

この団体なら、きっとあなたの気持を理解して手を差し伸べてくれる、素敵な仲間がいっぱい見つかりますよ。上手く活用してください。

 

当ブログ管理人
妻の学生時代の友人にも紹介しましたが、頼りになる仲間がいっぱい見つかったようですよ!

 

男性が離婚後の生活に必要な3つのこと

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次は離婚を考えている男性に、離婚後の生活に必要なことを3つご紹介します。

あなたは本当に離婚後に「男ひとり」で生きていけますか?

 

離婚後の生活がどのようなものになるかイメージできていますか?

 

昔は「旦那の浮気や不倫が原因で妻が離婚を考える」というパターンが多かったようですが、今どきは夫婦問題もさまざまなバリエーションがあるため、離婚を考える男性も少なくはないようです。

生活力を身につける

離婚後の生活に不安をもつのは、男女の性別に関係はありません。

将来のことがわからないのは、誰でも同じだからです。

離婚を考えている男性の方は、まずは次の内容をチェックしてみてください。

 

離婚できるかチェック!
  • 炊事や洗濯、掃除など、一通りの家事はできる。
  • 親の介護は責任をもって自分でできる。
  • 家事や介護などのサービスを頼める経済的な余裕がある。

 

もちろん例外もありますが、「家のことは今まですべて妻にまかせてあった」という男性は少なくなく、離婚後の生活が現実になり、はじめて家事などの日常生活のことに直面して、困惑するケースもでてきます。

 

そんな男性には、まず朝起きしてから夜寝るまで、家の内と外でどんなことが起きて、何をしなければいけないか、細かく想像してみることです。

 

銀行通帳や生命保険の管理、クリーニングの出し方など「何も知らない」男性は多いはず。

家事ができないことは生活力が乏しいということ。

それではいくら収入があっても、やがて暮らしは荒れたものになり、それと比例して、心まで荒れてしまっては離婚した意味がありません。

親の介護のことも大きな問題の一つ。

ひとりで抱え込むのは経済力が必要になることはもとより、体力面や精神面でも負担になってくるでしょう。

それがあなた一人で本当にできますか?

 

ここでのポイント!

男性が思う以上に女性はいろいろな家事をこなしている。離婚する前に一度自分ですべてをやってみよう。

 

話ができる女性が身近にいるか

離婚するには、自分が離婚前より幸せになるためでなければならないと思います。

もしも、次の項目がクリアできた場合はどうでしょうか?

 

離婚できるかチェック!
  • セックスの相手には困らない。
  • この先、セックスがなくても平気だ。
  • なんでも話せる「女友達」がいる。

 

3つの項目のうち、ひとつもあてはまるものがない人は、今のうちから対策を考えておいた方がいいでしょう。

 

長い人生、この先ずっとひとりで生きていくのは思った以上に寂しいことです。

 

女性の方は生活力が基本的に身についていますので強く生きているケースが多いですが、男性はそうではありません。

 

生活が荒むにつれ、老後ひとりで生きていることがとても辛くなってきます。

 

離婚直後は、結婚や同棲に懲りた気分でいるかもしれませんが、しばらく経つうちに愛しい人のぬくもりや心から理解し合える相手が欲しくなるものです。

もちろん、離婚後、新しいパートナーを求めて婚活を始めることはとてもいいことです。

前向きに婚活した結果、ひとりで生きていく道を選んだとしても後悔はないでしょう。

おすすめできないのは、離婚をしても幸せになろうとせず、いつまでも前の妻に未練を残したり、離婚したことに対して後ろめたさを感じ続けることです。

 

当ブログ管理人
自分の周りに女性の友人などがいるかチェックしよう。いなければ交友関係を積極的に広げていこう!

 

世間体やメンツは気にしない

離婚という選択肢を選んだからには、過去のことは経験であり、人生修業だと思って次の幸せに向かって生きる覚悟が必要です。

次のことは男性にとって、女性よりも問題になることがあります。

 

離婚できるかチェック!
  • 離婚が原因で社会的に問題が起きたり信用がなくなっても耐えられる。
  • ひとりでも外見には気を使えるし、食生活も乱れる心配はない。
  • ひとりでも退屈しない趣味や生きがいと呼べるものがある。

 

世間体やメンツを気にする男性にとって、離婚後の生活は体裁がよくなくなることはたしか。

 

事実は異なっていても「妻に逃げられた男」という不名誉なレッテルが貼られたとしても気にせず、笑って受け流せたり堂々としている覚悟はありますか?

 

仮に、離婚を理由に出世や昇進の道がなくなったとしても、やけくそにならずに仕事を続けていくことができますか?

さらに、慣れないひとり暮らしで、身なりがボロボロになったり、食生活が乱れて健康面にも影響が出たりする心配や、孤独に耐えきれないという不安もあるということです。

 

当ブログ管理人
離婚すれば会社での評価が下がってしまうことも。。。一人でも生きていける強さを身につけよう

 

離婚後の生活で子供に会えないとき

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離婚後の生活に必要なこととして、男女別にそれぞれ3つのことをご紹介しましたが、ここでは、「離婚後に子供に会えないとき」の対処法をご紹介します。

離婚を検討している人は離婚後の生活で子供に会えず泣き寝入りすることがないよう、親権や面会交流の基本的なことについては、事前に身につけておきましょう。

特に、離婚後子供に会えないという事態を避けるためには「間接強制」という言葉を覚えておいて損はないでしょう。

離婚調停において、面会に日数などにお互いが合意したとしても、現実的には次のようなケースが多いものです。

離婚を5年前ぐらいに経験し、長男ともう3年以上会っていない。毎年長男の誕生日にはプレゼントを贈っているが、元妻の側からは何の連絡もない。

離婚の条件で折り合わず、調停までもつれたものの月1回2時間、長男と面会することで合意をしたはずなのに。

三か月たっても状況は変わらず、しびれを切らし、調停内容に基づいて裁判所に面会交流の履行勧告を申請。

家裁の調査官による子供へのヒアリングを実施してもらったが「お子様が強く拒否しています」とのこと。

「どうやら近く再婚するんだって」

元妻の友人からそう話しを聞き、面会交流を避ける理由が分かった気がした。

このように離婚調停において、離婚後の子供との面会計画を合意したとしても、相手の意向によって子供に会うことができないリスクが存在するのです。

そんなときのために、次にご紹介する「間接強制」という言葉をぜひ覚えておきましょう。

詳しくはこちらから>>離婚後に子供に会えない。そんなときは間接強制がとても効果的だ。

離婚後に養育費を払ってくれないときの対処法

別れた旦那が養育費を払ってくれない。そんなときにどのような対応を心掛ければいいのでしょうか。

取り決めをしていても継続が難しいのが養育費の支払いです。離婚後、最初の数か月はちゃんと払ってくれていても、いつの間にか遅れがちになり、いつの間にかに払ってくれないのが当たり前に。

養育費の支払い率が2割にも満たないという調査結果があるように、離婚後に困っているシングルマザーがたくさんいるのが現状です。

ここでは、離婚後に別れた旦那が養育費を払ってくれないときの対処法をご紹介していきます。

まずは思いやりをもって交渉から

耳が痛い話かもしれませんが、養育費を払ってくれない原因は、離婚後に別れた夫婦が「親としての関係を良好に築けていないこと」になります。

嫌いな相手と、離婚した後まで関係を続けていくのは確かにしんどいと思いますが、子供が成人するまでは、その関係を無視するわけにはいきません。

離婚後も子供の様子を報告するなど、日頃から良好な関係を築くための努力が必要ですが、なかなか気持ちがそのように向かないのも理解はできます。

ただそこは気持ちを切り替えて、わが子のためにしたたかになるぐらいの心構えで、感情的にならずに上手に交渉しましょう。

いきなり法的な手段はとらない

離婚後に元旦那が養育費を払ってくれなくなったときは、まずは手紙や手紙などで直接交渉を試みてください。

公正証書や調停調書などの債務名義(強制執行が行える公の文書)がある場合には法的手段がとれますが、いきなり強制的なものが届くと、別れた元旦那も意固地になってよけいに払いたくなくなるので逆効果です。

思いやりをもって、まずは養育費を払ってくれない事情を聞いてみるようにしましょう。

誠意のある対応をしてくれなかったらときは

元旦那の事情を考慮しながら直接交渉しても、相手が誠意のある対応をしてくれない場合には法的な手段を使うしかありません。

そんなときはまず、養育費の取り決めについて内容を再確認しましょう。

 

  1. 協議離婚で口約束で決めた
  2. 協議離婚で約束書きを作って決めた
  3. 協議離婚で公正証書を作って決めた
  4. 調停離婚で調停調書がある
  5. 審判離婚で審判調書がある
  6. 判決離婚で判決書がある

 

 

「1、協議離婚で口約束で決めた」「2、協議離婚で約束書きを作って決めた」に関しては残念ながら法的に取り立てる手段はありません。

このような場合は、3~6に記載のあるような公的な取り交わしを定める必要があり、残念ながら調停からやり直しになります。

つまり、養育費を払ってくれない元旦那に法的な手段にでるためには、離婚の際の手続きをしっかりやっておく事が重要になってくるということです。

関連記事>>離婚の仕方や手順、流れをわかりやすくまとめました。離婚の全体像をイメージしましょう。

債務名義がある場合の養育費の取り立て方法

離婚後に養育費を払ってくれないとき、さきほどの3~6に記載にあるような「公正証書」「調停調書」「審判調書」「判決書」など、債務名義がある場合には、次の4種類の対処法があります。

 

  • 履行勧告
  • 履行命令
  • 間接強制
  • 直接強制

 

順番に説明していきます。

履行勧告

家庭裁判所で決めた養育費については、支払いが遅れたら履行勧告ができます。元旦那が取り決めを守らないときには、家庭裁判所に対して履行勧告の申し出をすると、家庭裁判所から元旦那に支払いをするように説得したり、勧告したりしてくれます。

履行勧告の手続きに費用はかかりません。元旦那が勧告に応じないときは支払いを強制することはできませんが、精神的圧力を与える効果はあります。

履行勧告の依頼は家庭裁判所に電話で行えるので、労力をかけなくても簡単にできるのが便利です。ただし、履行勧告は、公正証書では行うことができません。

調停調書・審判調書・判決書のいずれかが必要になります。

履行命令

履行命令とは、勧告よりも一段と強いもので、相当の期間を定めて養育費を払う義務を履行するように命令するものです。

命令に従わない場合には、10万円以下の過料の制裁をうける場合があります。家庭裁判所は履行命令の申請を受け調査官が元旦那の状況を調査します。

払えない状態ではないのに払わない場合には命令が決定しますが、相手の状況によっては履行命令がされない場合もあります。

依頼は家庭裁判所に足を運び申請書の記載提出が必要です。調停調書と印鑑をもって家庭裁判所に行けば手続きが可能です。調査の時間があるので履行勧告よりも時間がかかります。

元旦那が命令に応じない場合の過料に関しては、債権者のあなたではなく国に収められることになりますが、実際はそこまでの取り立てには及ばないのが現状です。

履行勧告も履行命令も元旦那に精神的な圧力を与えて、養育費を払わせる効果がありますが、払わないからといって罰せられるものではないので、とことん無視する相手には効果なく終わることもあります。

効果がない場合には、次にご紹介する間接強制、直接強制をするしかありません。ちなみに、この履行命令も、公正証書では行うことができません。

調停調書・審判調書・判決書のいずれかが必要になります。

間接強制

離婚後に元旦那が養育費を払ってくれない場合は、一定の制裁金を支払うよう裁判所が命じて、履行を心理的に強制する制度です。期限が来ても、養育費を払わない場合、裁判所に間接強制の申し立てをすれば、裁判所から元旦那に間接強制の決定がされます。

そうすると、金融機関で借入をしたときに損害賠償金が生じるように、元旦那が裁判所の決定で決められた期限内に養育費を払わないと、遅延期間に応じて制裁金が増すことになります。

「支払いをするまで1日ごとに〇円を払え」などの決定がなされるわけです。ちなみに間接強制は公正証書でも申請することが可能です。

関連記事>>離婚後に子供に会えないとき。そんなときは間接強制がとても効果的だ。

直接強制

離婚後に元旦那が養育費を払わない場合に、裁判所が強制的に相手側の財産を差し押さえ、支払いを実行させる制度です。

一度の滞納で将来に渡って給料から天引きができるので、安定的な収入(給料、家賃など)がある場合には、安定した支払いを確保できるようになり安心です。

給料の2分の1までの金額を差し押さえることが可能です。

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ケースに応じて対処法を決めよう

元旦那の給与や財産を把握していないと手続きできない直接強制に比べて、相手の居所だけわかっていれば手続きできる間接強制の方が簡単です。

また、直接強制では会社に事情がバレてしまうことになりますので、元旦那は会社にいづらくなるという心配があります。

ですから、間接強制から行い、最終の手段が直接強制だと考えた方がいいでしょう。どちらも申請書類を書いて裁判所に提出するだけなので、自分でやろうと思えばできます。

法律の行使は良好な親子関係を築くためにはマイナスに作用することも多く、最後の手段だと思いますが、元旦那に支払い能力があるにも関わらず、払ってくれない場合には、強制的に親としての責任に気づいてもらうようにしてください。

関連記事>>離婚の仕方や手順、流れをわかりやすくまとめました。離婚の全体像をイメージしましょう。

離婚後の生活が不安なときには

離婚後の生活に関する不安が大きい場合には、離婚後の生活設計に役立つ情報を整理しておくといいのですが、特に、住んでいる自治体のサイトで「ひとり親支援」は一度チェックしておくといいでしょう。

そうすることで、より具体的に離婚後の生活がイメージできるようになります。

また、現在、仕事をしていない場合には「ハローワーク」でどんな仕事がありそうか、あるいはどんな就業支援があるか、確認してみてください。

離婚後の生活をイメージするための相談先

 

◎福祉事務所・女性センター

福祉事務所や女性センターで、離婚後の生活支援などの話を聞くことができます。母子家庭自立支援給付金についても調べておきましょう。

また自治体によっては、「ひとり親のしおり」などひとり親支援の情報をまとめた冊子などを用意しているところもあります。

 

◎ハローワーク(マザーズハローワーク)

現在、仕事をしていない場合は、ハローワークに出向くなどして、どのような求人があるかなども見てみましょう。

ひとり親の場合、マザーズハローワークが近くにあれば、そちらで相談を受けることができます。

 

◎離婚に詳しいファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーへの相談は有料の場合が多いですが、離婚後の生活設計を長期で検証したい場合など、キャッシュフロー表などを作成してもらって確認すると安心です。

 

離婚問題の相談窓口の探し方については、こちらの記事でさらに詳しく説明しています。

 

 

【女性向け】離婚後の生活に必要なこと詳細編

ここからは、女性の方向けに、離婚後の生活に必要なことをさらに詳しく解説していきます。

パートやバイトではなく正社員を目指そう

女性の方が離婚後の生活を長期的に安定させるために必要なことは、なんといっても仕事です。

今すでに正社員として働いている人はいいのですが、パートやアルバイト、あるいは無職の場合は、安定収入を得るためのプランを持っていないと、目先の生活に追われて経済的な自立がいつまでもできません。

特に、子供がいる場合、離婚後はあなたが一家の大黒柱になります。

未来の夢を実現するためにも、絶対に足元を固める必要があります。

離婚後の生活をしていく上で、もっとも避けたいのが、最低賃金に近いパートやバイトで生活を続けてしまうことです。

厚生労働省の調査によると、母子家庭の半数近くが「パート・アルバイト」で、その平均年収は243万円という結果になっており、生活の苦しさを垣間見ることができます。

将来的には子供の教育費がかかる上、自分の老後資金も準備する必要があります。

今は収入が少なくても、いずれアップしていくようなスキルや資格取得につながる努力もしていかないと、将来もっと厳しい生活になってしまいます。

関連記事>>子持ち主婦の仕事探しのコツはこれ!パート?在宅?必ずあなたに合った素敵な仕事が見つかります!

「専業主婦」をやめてから離婚しよう

このように、女性の方の離婚後の生活において、安定した収入を確保することは必須ですが、中でも専業主婦の方は、次の理由から離婚する前から就職先を見つけ、短時間でもいいので働いておくことが重要です。

専業主婦だった方が、いきなり就職先を探しても、良いところは見つかりません。可能ならば正社員で働き始めるのがベストですが、それが難しいようであればパート・アルバイトでも構いません。

離婚後に良い就職先を見つけるためにも、短時間でもいいので「働いてきた」という実績を積んでおきましょう。

離婚後は、生活の余裕がなくなり、就職活動をするのも辛くなります。離婚前の「旦那さんの傘を下」に入るうちに、余裕をもって就職先を見つけておくことが大切になってきます。

関連記事>>パートが決まらない主婦が「ぜひうちに来てください!」と言われるための具体的な方法をまとめました。

確実に親権を得るためにも

また、間違いなく子供の親権を手に入れるためにも、少しでもいいので働いて安定した収入を手に入れておくことは、とても重要なポイントになってきます。

 

最近は父親も子育てに積極的に参加する世の中になり、親権の決定は母親が有利だとは一概にはいえなくなっています。

 

親権についてはこちらで詳しく解説していきますので。未成年の子供がいらっしゃる方は必ず確認しておいてください。

 

 

離婚後の就職に役立つ資格とは

女性の方が離婚後の生活を安定させていくために、より良い仕事を見つけることが一番大切なことなのですが、ここに興味深いデーターがあります。

それは離婚して働いている母子家庭の女性が保有している資格と、実際にその資格が役立っているかどうかを示したものです。

 

中でも特に、介護関連の資格を保有していて、離婚後の仕事に実際に役立ったと回答した方の割合は95.8%と、とても高水準となっています。

このデーターは厚生労働省の調査結果を集計したリアルなものなので、今後、「どのような資格を取得しようか」と悩まれたときに参考になると思います。

働いた経験があまりなくて離婚した女性ほど、できるだけスキルが身につく仕事を選んだり、あるいは資格を取得したりするなどして、収入をアップさせる努力が必要になってきます。

離婚後の生活をより良いものにするためにも、「何もできないし」とあきらめる前に、できることからトライしていきましょう。

具体的なおすすめの資格はこちらの記事で詳しくご紹介していきます。

 

 

★介護系の仕事の魅力をこちらの記事に詳しくまとめました。

介護系の資格・仕事の種類は何がある?その魅力を徹底解説!誰かの笑顔が見たいあなたはチャレンジしてみよう!

 

★美容系の仕事に興味がある方はこちらの記事がおすすめです。

美容系の仕事・資格の種類は何がある?人気ランキングTOP10!主婦にもおすすめの情報が満載!

離婚後の住まいを探す方法

女性の離婚後の生活の悩みの上位に上がるものの一つが住まいです。

生活のベースとなる住まいとどうするかということは、特にひとり親にとっては深刻な問題でしょう。離婚後の住まいの選択を並べると、次のようなことが挙げられます。

 

  • 今の家に住む(持ち家)
  • 今の家に住む(賃貸)
  • 新しく家を借りて住む
  • 実家や親戚の家にお世話になる
  • 公営住宅(ひとり親は優先入居)
  • 公社・公団住宅
  • 母子生活支援施設

 

離婚で母子家庭になった人の実際の住まい状況は、厚生労働者 全国母子家庭等調査によると次の通りとなっています。

上記のグラフ結果のように、母子家庭の3人に1人が借家で、次に多いのは他人名義の持ち家、これが元旦那や親名義の持ち家だと推測されます。

3番目に多いのが公営住宅で、5人に1人が利用しています。

子供がいない女性の方は、離婚後の住まいはある程度自由度を持って選ぶことができるでしょうが、子供がいる場合はそうもいきません。選択肢のメリット・デメリットをよく検討する必要があります。

子供がいる場合は、今の環境を維持できる、つまりは今の家に住み続けることができるのは言うまでもなく大きなメリットで、子供にとっては親の離婚だけでもストレスなのに、さらに友達と別れて新たな環境になじんでいくのは大きな精神的負担になります。

事情が許すなら、今の住まいに住み続けるのがいいでしょう。もちろん、旦那のDVが原因で離婚する場合などは話は別ですが。

今の家が元旦那名義の持ち家だったり、共有名義で元旦那分が残っている場合は、家賃を支払ったり、支払わない場合「使用賃借」にしてもらったりするなどの方法もあります。

離婚後の生活において、次の住まいをどのように決めるかもとても大切なことです。

いろいろな可能性を比較検討しながら、決めていくようにしましょう。

自分の良さを知れば離婚後も前向きに生きていける!

ここまで女性の方が離婚後の生活を幸せに生きていくために、安定した収入を得ることが何よりも大切というお話をしてきました。

次は、心の持ちようについてです。

離婚するかどうか悩んだり、離婚調停中や離婚直後は、自分に自信を無くすことが多くなりますよね。

そんなときには、ぜひ自分の良さや長所を再確認してみてください。

「自分の強み」を知ることができれば、離婚後でも前向きに生きていくことができるようになります。

自分のダメなところはいっぱい思い浮かぶけど、自分の良いところってあんまり思い浮かばない。

だから堂々と人生を生きていけない。

こんな方って結構多いんじゃないでしょうか?

そんなときに、この無料診断テストがオススメです。

強みや長所、弱みや短所も、つまりはその人の特徴をどう表現するか、ということです。

幸せに生きていくために、あなた自身がまだ気づいていない、あなたの良さを知りたくないですか?

 

無料で自分の良さを診断してくれるおすすめのツールですので、よかったら気軽に利用してみてくださいね。

 

 

当ブログ管理人
自分に自信が持てるようになるリクルートの面白い無料診断テストです。僕も実際に利用してみましたが、結構おすすめですよ。

離婚後の生活に不安がある人へのQ&A

ここでは、離婚後の生活に不安がある人の悩みをQ&A方式でいくつかご紹介していきます。

離婚ブルーをどうやって乗り切ればいいの?

相談者
Q. 離婚後に無気力になったり、漠然とした不安を抱えてしまう人が多いと聞きます。離婚ブルーはどう乗り切ったらいいのでしょうか?

 

A. 離婚が成立して2~3か月たったころに、急にすべてを失ってしまった空虚な気持ちに心が支配されてしまうことがあります。

これを離婚ブルーと呼びます。

離婚は非常に労力が必要です。無我夢中で頑張って、離婚後にもさまざまな手続きがあり、一息ついている暇もありません。本当にすべてが終わって、やっと一息つけるころに強弱の違いはありますが、うつ状態が訪れます。

これは離婚を経験した多くの方が経験することで、一定の期間が過ぎれば何もなかったように元気になれます。

誰もが通る道だと考えて楽に構えてみましょう。

いまの時代はSNSで同じ境遇の人と簡単につながることができる世のなかです。そんな人とインターネットをつうじて仲良くなるのも一つです。

離婚ブルーは誰もが経験すること。一時のことですから仲間と情報交換しながら愚痴を吐き出して上手に乗り越えてください。

離婚をまわりにどう伝えたらいいの?

相談者
Q. 会社の仲間に離婚したことを伝えるのが苦痛です。苦手な同僚がいて、その人にどのように言われるんだろうと考えると落ち込んでしまいます。

 

A. 離婚したことを回りの人に伝えることは、確かに「好奇の目で見られないだろうか?」と心配しがちですが、今どき離婚は珍しくもないですし、よっぽど暇人じゃない限りは「あ、そうなんだ」で済むことです。

本人が気にしているほど他人は気にしていません。

それでも口頭で伝えるのはちょっとというときは、引っ越しの案内状を便乗して「PS、離婚しました」と書き添えてもいいでしょう。

無理して早く伝えないとと焦らなくても、苗字が変われば自然とまわりが気がつくし、聞かれれば答えればいいのです。

「どうして離婚したの?」と聞かれたら「性格の不一致で」とサラリをかわしてしまいましょう。

離婚後にもう一度恋をすることはありますか?

相談者
Q. 先日離婚しましたが、これからずっと一人なんだと考えると寂しい気持ちになります。これからもう一度恋愛することはできるでしょうか?

 

A. 離婚後の恋愛について悩みをもたれている方は多いもの。

特にその中で多い悩みが、デートの時間の作り方や子供と恋愛相手との関係についてです。

独身時代と違って子供と一緒に過ごす時間がどうしても優先になるので、恋愛相手と話し合って理解してもらい、ときにはベビーシッターを利用するなどの工夫が必要になってきます。

離婚したばかりのころは「もう二度と恋愛はしない!子供のために生きていく!」と思いがちですが、吹っ切れて前向きに生きているシングルの人はみんなキレイでかっこいいものです。

離婚の傷が癒えたあとは、自信をもって次の恋愛を楽しんでみてください。

離婚することが最終目的ではない

今回は「離婚したい」と思っている方に、離婚後の生活がどういったものになるのかを考えるヒントをご紹介してきましたが、いかがでしたか。

最後にもう一度まとめておきます。

 

女性が充実した離婚後の生活を送るためのチェックポイントは、

  1. 収入面の不安は解消できるか
  2. メンタルを強くもつことができるか
  3. 豊かな人間関係を築くことができるか

 

男性が充実した離婚後の生活を送るためのチェックポイントは、

  1. 生活力が身についているか
  2. 身近に相談できる女性がいるか
  3. 世間体やメンツを捨てることができるか

 

離婚は、自分が自分らしく生きていくための「手段」の一つであって、離婚することが「目的」であっては幸せにはなれません。

これは男性も女性も同じです。

 

つまり、あなたが離婚後の第二の人生を幸せに生きてこそ、離婚した価値があるということになるのです。

 

そのくらい厳しく考えて、はじめて離婚という選択で自立した生活を送ることができるのではないでしょうか。

今回いろいろ書かせてもらったチェック項目は、どれもチェック数を気にするものではありません。

 

あくまで、離婚後の生活をシミュレーションするためのもの。

 

今回の記事は、あなたが離婚後にあなたらしく楽しい人生を歩んでいけるかどうか、そのことをじっくり考えてみる一つのきっかけにしてもらえれば幸いです。

 

※離婚後の生活を有意義なものにするためには、何よりも有利な条件で離婚を成立させることが一番大切です。

離婚はどうすればできるかも合わせて確認しておきしょう。

 

 

 

 

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こんな人におすすめです。

 

  • 離婚を考えていてこれからの人生に不安を抱えている人
  • 離婚したことで自分に自信をなくしてしまっている人
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