「パート先が決まらない、何回応募しても落ちてしまう。」
このように悩んでいる主婦の方は世の中に結構多いようです。あなたもそのような主婦の中の一人なんですよね。
パートに応募したのに何回も不採用の連絡を受け取ると、自分に自信が持てなくなって「私は世の中に必要とされていないんだな」と落ち込んでしまいます。
今回はそんなパートが決まらない主婦のあなたに、パート先から「ぜひ、うちに来てください」と言われるための方法をまとめました。
僕はパート求人に応募した経験自体はないですが、以前の職場でパート・アルバイトの採用担当者として10年ほど勤めた経験がありますので、少なくとも500名以上の主婦の方の採用を行ってきました。
実際の採用が500名ですから、目を通した履歴書でいえば軽く5000枚は超えます。
その経験から「この人はうちで採用したいな」と感じる人を肌感で知っています。
その経験から知っていることをお伝えしていきますので、「パートが決まらない!」とお悩みの主婦の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
パートが決まらない主婦がチェックしたい項目
パートが決まらない主婦の方に、まずはチェックしてほしい項目がいくつかあります。
あなたがパートが決まらない原因はここにあるのかもしれませんよ。できるところから改善することで、採用してもらえる確率がグーンとアップします。
これからお伝えする内容1つ1つをめんどくさがらないでください。その1つに手間をかけたどうかが、他の応募者との決定的な差につながります。
履歴書にいつも同じ内容を書いていませんか
パートが決まらない主婦の方へ。
履歴書を使いまわしていませんか?
希望の条件に合う求人を見つけて、いよいよ企業を応募。
その時に、頭を悩ませているのが履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成です。うちの妻も育児中に就職活動・転職活動を経験しましたが、このことのいつも苦労していました。
一方、僕は仕事で採用を担当した経験もあるので、選考する側の立場の気持ちもよく理解しているつもりです。
採用担当者は他の業務もある中で、何枚もの応募書類に目を通さなければいけません。その中でも熱意のある応募書類はキラリと光るものです。
逆に、他の企業と同じ内容の経歴書を使いまわしていると、採用担当者にはすぐにわかってしまいます。パートの応募といえど、これは致命的です。
例えば、志望動機として次のような表現をよく見かけます。
「お客様に喜ばれる仕事がしたいと思い、貴社を希望しています」
「貴社のような社会に役立つサービスを私も考えたいです」
しかし、このようなふわっとした志望動機では「うちの企業でなくても良いのでは?」と思ってしまいます。
応募書類の作成は骨の折れる作業なので、ついつい同じ内容を使い回して複数の企業に応募してしまいがちです。パートの応募ならなおさらですよね。
その気持ちもわからないわけではありません。
しかし、「どこの企業でも提出できる履歴書」=「当たり障りのないつまらない履歴書」になっているか可能性が極めて高いです。
手間はかかりますが、志望企業ごとに合わせて履歴書や職務経歴書をカスタマイズするようにしてください。ほかの応募者である主婦はここまで手をかけませんので、これだけで大きな差をつけることができます。
もちろん事実を異なることを書く必要はありません。見せ方や角度を変えれば良いのです。
例えば、スーパーのレジパートと、事務職のパートでは、アピールするポイントは全く違うはずです。
パート先が決まらないときは、採用担当者の目をひくために、希望する職種や企業でどういった点が評価されているのかという視点を忘れずに、自己PRをまとめるようにしてみましょう。
働きやすい環境を志望動機にしすぎていませんか
パートが決まらない主婦の方は、志望動機を一度見直してみましょう。
働きやすい環境を志望動機にしすぎていませんか?
小さい子供がいる場合、まず勤務条件が気になるというのが本音だと思います。子供の登校・登園からお迎えの時間に間に合う形でないと仕事ができないため、これは当然でしょう。
しかし、だからといって、志望動機として「働きやすい環境」をアピールしすぎるのは考えものです。
たとえば「この職場ならお休みを取りやすいかと思いまして」このような回答ですね。
なぜなら「働きやすさ」というのはあくまでも、応募する側の都合だからです。これは自分が面接官になって「私が働きやすいから採用してください」と、応募者から言われたときの気持ちを想像すればわかるはず。
仕事と家庭の両立などに積極的な求人先であっても、このような志望動機で応募してくる人を採用することは難しいでしょう。
また、応募種類ではとても良いことを書いているのに、面接になると「働きやすさ」ばかりを訴えてしまう人もよく見かけます。
基本的に書類を通過したということは、少なからずあなたに興味があったり、好意的に感じているということ。面接の際に、勤務時間や制度のことばかり気にして、あなたの強みや志望動機が伝えられないというのはとてももったいないことです。
応募書類と面接での回答内容に一貫性がでるように、注意しましょう。
志望動機はあくまでも主観ですが、応募書類である以上相手の立場に立って伝えることが大切です。採用担当者は多くの書類を目を通さないといけません。
企業が知りたいのはあなたをパート採用することで職場にどんなプラスがあるかです。
- 以前勤めていたところの実績をもとに、こんなプラスを生み出すことができる。
- 自分のもっているこんなスキルを活かして、こんなことをしたい。
といったように、あなたを採用することで求人先にどんなメリットがあるのかを採用者にどれだけ強くイメージさせられるかが勝負です。
ここをクリアすることで、採用される確率はグンっと高くなりますよ。
不採用になった時に上手く気持ちの切り替えができていますか
パートが決まらない主婦の方が次にチェックしたいこと。
それは、不採用になった時に上手く気持ちの切り替えができているかどうかです。
応募先から不採用の連絡を受けたときは、誰でも落ち込みます。不採用というと、なにか自分を否定されたような気分になってしまうからです。
しかし、これから前を向いて働いていこうと思うのなら、不採用になった時に落ち込みすぎるのはよくありません。
それは何故なら、落ち込んだ気持ちは次の求人先での面接のときにマイナスの雰囲気として出てしまうからです。
僕はパート採用の採用担当をしたことがある経験上、採用の合否には応募者の問題だけでなく、採用する側の事情もたくさん絡んでいることを知っています。
応募書類に興味を持ったり、面接で実際会ってみて採用したいと思っても、そのときに置かれている企業の状況によって採用でいないということも多くあるのです。
「同じポジションの人をすでに最近採用した、今回は違うタイプの人材が欲しい」
「教育・指導するメンバーに時間的余裕がない。できるだけ即戦力が欲しいな」
など、応募してくれた主婦の方と直接関係のない理由でお断りしないといけない場合も結構あるのです。
「もしこの人を一か月前に面接していたら採用していたのになぁ。。」なんてことも少なくないのです。
ですから、不採用になったからといって必要以上に落ち込むことはまったくないのです。不採用でもあなたを否定しているのではなく、現在必要なポジション・スキル・勤務条件が異なっているだけのことです。
ほかにも、たとえばレジ打ちのパート求人で、ファイナンシャルプランナーの資格を保有していることをアピールしても、採用担当者は違和感を感じてしまいます。
学歴が高すぎる=仕事を教える側が大変そうと思われて落とされるケースだってあるのです。
パート探しもそうですが、就職活動はよくお見合いに例えられます。相性やタイミングが重要ということです。
自分の想いを書類や面接を通して、しっかり相手に伝えることは手を抜いてはいけませんが、その結果パート採用が決まらなくても、必要以上に落ち込まないでください。
諦めずに挑戦していけば、きっとあなたに合うパート先が見つかるはずです。
パートが決まらないからって焦りすぎてませんか
応募書類を見事通過して、いよいよ面接!
しかし、小さい子供がいる主婦の方は、面接で次のような質問を受けることはほぼ確実ですよね。パートがなかなか決まらない理由がここにある人が結構多いかもしれません。
僕も昔は採用担当者として必ずといっていいほど、質問していましたから。
「子供のお迎えはどうしますか?」
「子供が熱を出したら誰かが面倒を見てくれますか?」
これに対しては、「家族に働くことの話をしていますので協力してもらえます」などの回答を準備しておくのがベストですが、状況によってはそれが難しい主婦の方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、採用する側からすると、このような質問に対して「働くことに関しては旦那の理解を得ていますので、緊急時は旦那が面倒を見てくれます」などの回答を聞きたいところですが、ただ、これが合否のすべてではありません。
逆に、「いろいろと時間の制約のある中で努力ができる主婦の方なんだな」と、高く評価することだってあるんです。
僕の妻の友人の実体験ですが、保育園の子供がいる中での就職活動では、面接時に子供がいて残業はできない旨を伝えたとたんに興味を失って早く面接を切り上げられたことが何度もあったそうです。
しかし、最終的に採用してもらった会社の社長さんには「三人の子育てとパートの仕事を両立しながら、たくさんの読書をしたり、TOEICでのスコアが高いのを見て、仕事も前向きに取り組むだろうと思って採用した」と言ってもらえたそうです。
パートの面接時ではつい相手に合わせた回答をしたくなるものですが、「残業できます。子供が熱をだしても大丈夫です!(本当は大丈夫じゃないのに)」と言って入社できたとしても、その後の生活が続けられないと意味がありません。
確かに、時間の制約によってパートが決まらないというのは、厳しいですが現実かもしれません。
しかし制約があるからこそ、主婦であっても、家庭を持っていても、良い働き場所に出会える可能性はあるのです。
パートの仕事といえど、あなたにとってどんなキャリアが理想なのか、常に意識をもっていれば焦りすぎる必要はありません。制約があるということは、それだけ大切なこものをあなたが持っている証なのです。
パートが決まらないと自信を喪失して焦る気持ちもわかりますが、焦りすぎは禁物です。
自分を安売りせずに、ドンと構えながらパート探しを続けていってください。
その姿勢はきっと次の応募時に活かされるはずです。
主婦がパートに受かるための6つのステップ
ここからは、主婦の方がパートに採用される確率を上げるための具体的な6つのステップをご紹介していきます。
一つ一つを確認し実行することで、応募時に採用される確率は高くなりますよ。
「パート探し」は、現時点の「パートが決まらない」というA地点から、目的地である「パートが決まる」というB地点に行くための方法です。
そのためにはまず目的地であるあなたにとっての理想の仕事、パート選びにおけるゆずれない軸を明確にして、現時点との距離をつなぐステップを描く必要があります。
具体的には次の6つのステップになります。
- 「パート選びの軸」を明確にする。
- 「過去から現在までの自分」を棚卸しする。
- 理想の仕事を実現するための選択肢を洗い出す。
- サポートツールを利用する。
- 応募書類を作る。
- 面接を受ける。
多くの主婦の方が「どうせただのパートの仕事だし」とパート探しを安易に考え、この作業をせず、自分の今いる場所からすぐ手の届く範囲でなんとかしようとしてしまいます。
苦いことを言うようですが、これがあなたがパートが決まらない大きな理由です。
パートといえば、立派な仕事です。安易に考えてはいけません。
正社員に応募するぐらいの気持ちでパート探しを実行してください。そうすることによって、ほかの応募者と大きな差をつけることができます。
自分に合ったパートの仕事を見つけるためには、仕事選びの軸を持つこともとても大切になってきます。
では、パートが決まらない主婦の方が具体的にどんなことに取り組んでいけばいいのか。
6つのステップを順番に見ていきましょう。
1.「パート選びの軸」を明確にする
パートの仕事に受かるために、最初にやるべきことは、あなたのパート選びの軸を見つけることです。
「事務の仕事がいいな」
「近くのコンビニのアルバイトでもいいかも」
「保育園の送迎に間に合う良い仕事はないかな」
このような漠然としたイメージだけでパート探しを始めてしまうと、本当にあなたが望む仕事に出会える可能性は極めて低くなってしまいます。
たとえ、どこかのパートが決まったとしても、「思っていた仕事と何んだか違う」と不満に感じそのパートは長続きしないでしょう。
たとえば、事務の仕事といってもさまざまな事務仕事があります。パソコン入力がメインの仕事もあれば、電話でセールスを行う営業事務もあったりします。
その他にも、本当にパートでいいのか、正社員を目指さなくてもいいのか、土日・祝日の出勤は可能か、月にいくらくらいの収入が欲しいのかなど、さまざまな希望条件があるはずです。
パート探しにおいてもこの軸をしっかりとしておくことはかなり重要なことです。
あなたのパート選びの軸がぶれていると、そのことは面接等の質疑において、必ず相手の採用担当者に伝わってしまいます。
そうなってしまうと、回答に一貫性がなくなって「あれ、さっき言っていたことと整合性が取れないぞ」となって、「この人、採用してもすぐにやめちゃいそうだな」と採用を見送ったりされることにつながってしまうのです。
パート探しにおいても、自分の希望する軸は必ずもっておいてください。そうすることで回答に一貫性がでます。
そして、このような希望条件を洗い出す際のポイントは、やりたい仕事だけでなく、やりたくない仕事も一緒にリストアップすることです。
やりたい仕事とやりたくない仕事はコインの表と裏の関係ですが、やりたくないことからイメージすることでやりたいことの輪郭をはっきりさせることができます。
さっそく、次に挙げる10項目で「やりたいこと」「やりたくないこと」を書き出してみましょう。保育園のお迎えがあるので残業ができないといった現実的な条件はもちろんのこと、心理的に「この仕事は絶対にやりたくない!」など、抵抗の強い条件なども書き出してみてください。
そして、書き出した項目に優先順位をつけてあなたが絶対に譲れない条件=パート探しの軸をみつけていきましょう。
- 業種・・IT・通信、金融、建設、不動産、介護、福祉、保育、出版など
- 職種・・営業、企画、販売、一般事務、営業事務、受付、サービス業など
- 給与・・時給○円以上、月額○円以上稼げるなど
- 勤務地・・自宅から1時間以内、車通勤可能など
- 勤務日、勤務時間・・土日休み、10:00~16:00の時間帯など
- その他・・正社員登用あり、社風、服装自由など
2.「過去から現在までの自分」を棚卸しする
目的地となる理想のパート仕事が明確になったら、次は自分自身を分析するステップです。
当たり前ですが、目的地がはっきりしても現在いる場所がわかっていないとどうやって目的地まで行けば良いかが分かりません。
パート探しにおいては、あなたという自分を面接官の人に上手にアピールすることが必要になってきます。そのためにはこれまでのあなたの人生を振り返る必要があります。
履歴書のような出身校や就職先を書き出すだけではなく、幼少期の頃から現在の自分までの経験を振り返って、次のようなことを書き出してみましょう。
「楽しかったこと、好きだったこと」
「つまらなかったこと、苦手だったこと」
「身につけたスキル、工夫したこと」
「周りからほめられたこと」
このようなことを振りかえることで、自分自身の強みに気づくことができ、アピールポイントを再チェックすることができます。
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3.理想の仕事を手にいれる方法を考える
これまでは過去から現在、未来までをつなぐ作業です。
次はいよいよ実際にアクションを起こすステップです。
ひとえにパートの仕事を探すといっても、働き方にはパート以外にも「正社員」「派遣」「在宅ワーク」などたくさんあります。
最初からパートの一つに絞る必要ありません。
「正社員」「派遣」「在宅ワーク」など、主婦の働き方についてはこちらの別記事に詳しくまとめてます。合わせてチェックしてみましょう。
正社員は難しいにしても、パートをお探しの主婦の方なら「派遣」という選択肢は大いにありえる話でしょう。
ハローワークはもちろんのこと、正社員転職サイトや人材派遣会社、クラウドソーシングのサービスなどは、それぞれ無料で会員登録することができます。
最終的にパートという働き方を選択するにしても、まずはさまざまな情報を収集して、それぞれの働き方でどのような仕事があるのかをチェックしてみてください。
そうすることで、あなたのさまざまな可能性が広がるはずです。
◎制約の壁をどうやって乗り越える?
主婦の仕事探しにおいては、育児との兼ね合い、時間の制約、家族の理解が得られないなどさまざまな壁を感じている方も多いと思います。
現状で抱えている問題点を抱えたままでは、パート探しになかなか身が入らないはずです。しかし、どのような問題も何かしらの解決策があるはずです。
「~だからできない」から「どうやったらできるかな?」と自分への質問を変えてみてください。
全てひとりで抱え込む必要はありません。周りからの協力も得ながら、一歩ずつ進んでいってください。
家族の理解が得られないからパートが決まらないときには
家族の理解を得るためには、まず「何のために働くのか」ということを自分の中でしっかりと整理することが大切です。
特に小さなお子さんがいる主婦の方は、保育園の送り迎え、子供が体調をくずして保育園や小学校を休まなければいけないときなど家族の協力が必要になります。
最近では、結婚後女性も働いてほしいと考えている男性が増えていますが、世代によってはまだ小さい子供を保育園に預けることをかわいそうと思っている人も少なくありません。
保育園ではこんな行事をやったり、こんなことが経験ができるといったプラスの面を伝えてみましょう。保育園の行事や参観日におじいちゃん、おばあちゃんを誘って、孫が笑顔で過している姿を見せてあげるのもおすすめです。
時間の制約があるからパートが決まらないときには
保育園の送迎時間に通勤時間をプラスすると働ける時間はかなり制約されます。パート探しにおいてはここがネックになることもしばしばですよね。
保育園の延長保育を利用する、週に1回はおじいちゃん、おばあちゃんに代わってもらう、ファミリーサポートの送迎サービスを検討するなど、家族とよく話し合って決めることが大切です。
預け先がなくてパートが決まらないときには
そもそも子供の預け先が決まっていないのでパート探しもできない!という主婦の方は多いと思います。
しかし最近では、認可保育園、認証保育園、保育ママ、ベビーシッターなど選択肢はここ数年で広がっています。
自宅から利用できる範囲の保育サービスをすべてピックアップしてみましょう。
4.サポートツールを利用する
これまでは自分の内面を整理する作業でした。
次はいよいよ実際にアクションを起こすステップです。
理想の仕事選びで重要視するものを実現できる働き方が分かったら、その関連情報を収集できるツールやあなたの活動をサポートしてくれる環境を整えていきましょう。
パートの仕事でも、ハローワークや転職サイト、人材派遣会社のサイトには多くの求人がのっています。
選ぶときに大切なのは自分の理想とする仕事の情報を持っているサービスに登録することです。可能な限り多くのサービスを利用し、多くの情報にふれてください。
5.応募書類を作成する
サポートツールに登録したら、次は働きたい求人に応募するステップです。
ステップ2の「自分の過去の棚卸し」で得た自分の情報をもとに、過去の仕事で工夫した点や身につけたスキルなど、自信を持ってアピールできる点を、どんどんアピールしていきましょう。
履歴書の書き方については、「手書きとPCで作成、どっちがいいんだろう?」と悩まれるかもしれませんが、おすすめはPCでの作成です。
手書きで書く場合は、二重線で修正することはもちろんのこと、修正ペンを使うこともNGです。一字でも間違えると書き直しをしないといけないので、かなりの手間がかかってしまいます。
一方、PCの作成なら、修正も簡単で複数の求人に応募する場合でも、指名、住所、生年月日などの基本情報はそのままコピペして利用することができます。
PC利用が当たり前の今の世の中、手書きの履歴書が特別に良いということはありません。僕も実際に採用担当をしていたときに、手書きの履歴書とPC作成の履歴書で大きな差を感じることはありませんでした。
PCを上手に活用して履歴書を作成していきましょう。
次に職務経歴書ですが、「パートの応募に職務経歴書っておおげさ。いらないんじゃないの?」と考える主婦の方もいらっしゃいますが、この考えはNGです。
また苦いことをあえて言いますが、あなたがパートが決まらない一番の原因はその「所詮パートの仕事でしょ」という甘い考えです。
パートの仕事といえど、正社員の求人に応募するぐらいの気持ちで挑んでください。
職務経歴書は可能な限り準備しましょう。
職務経歴書は形式が自由なため、これまでの実績や自分の強みをアピールすることができます。ただ、職務を羅列するのではなく、応募先の職場でも役立つような成果をしっかりとアピールすることが大切です。
売上の実績や業績の効率化などについて触れるときは「売上アップに貢献しました」「業務の効率化を図りました」といった漠然とした内容では上手にアピールできていません。
「このような方法で支店社員20名で売上1位になりました」
「経理業務の効率化をはかり、業務にかかる時間を3分の2に減らしました」
具体的な数字を入れてアピールするようにしてください。
その方が、必ず相手の採用担当者に良い印象を与えることができます。
6.面接は場数を踏む
応募書類が通ったら面接です!
応募書類が通過した時点で、応募先はあなたに少なからず興味を持っています。
面接には自信をもって挑んでください。
よく言われることですが、面接は企業が人を選ぶだけではなく、応募者であるあなたがこれから働くことになるかもしれない場所です。
企業の求人情報には良い部分が目立つように掲載されています。STEP1で確認した自分の「パート選びの軸」からズレていないかをチェックしましょう。
パートの面接といえど、面接は場数を踏むことも重要です。
ハローワークや人材派遣会社では無料で面談の練習をしてくれるサービスを行っているので、上手に活用してください。
実際に面接にいくときの服装は次のイラストを参考にしてくださいね。
服装が合否のすべてではありませんが、服装によって「この人は一般常識がある人だな」という印象を与えることができます。
逆に次のような服装はNGです。「一般常識がないな」と判断されますので注意してくださいね。
パートが決まらない主婦の対策まとめ
パートが決まらない主婦の方に、「採用します。うちに来てください」と言ってもらうための方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたか。
最後にもう一度まとめておきますね。
パートが決まらない主婦がチェックしたい項目
- 履歴書にいつも同じ内容を書いていないか
- 働きやすい環境を志望動機にしすぎていないか
- 不採用になった時に上手く気持ちの切り替えができているか
- パートが決まらないからって焦りすぎていないか
主婦がパートに受かるための6つのステップ
- 「パート選びの軸」を明確にする。
- 「過去から現在までの自分」を棚卸しする。
- 理想の仕事を実現するための選択肢を洗い出す。
- サポートツールを利用する。
- 正社員に応募するつもりで応募書類を作る。
- 面接は場数を踏む
パート先が決まらないと不安になると思いますが、今回ご紹介したことを実践していけばきっと大丈夫!
いずれあなたに合った素敵な働き口が見つかりますよ。
焦らずに頑張ってくださいね!
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