毎日のように嘘をついてパチンコばかりする旦那。そんな旦那をお持ちの方は必読です!この方法でパチンコ依存症は克服できます!
パチンコは「身を滅ぼす」とわかっていてもやってしまう旦那。
毎日のように嘘をついてはパチンコに繰り出し、内緒で借金を作ってしまったりもします。
旦那がパチンコを習慣にしたことで、毎日のように起きる夫婦喧嘩、最悪の場合はパチンコが原因で離婚する夫婦も後を絶ちません。
今回はそんなパチンコ依存症の旦那をもつ家族の人に、パチンコ依存症の怖さとその克服方法をご紹介します。
パチンコ依存症を克服し治すためには、何よりも家族の協力が必要不可欠なんです。
毎日パチンコに繰り出す旦那のために「協力することなんて何もない!」と言いたいところでしょうが、今回はぜひその気持ちはいったん横に置いてお付き合い頂ければと思います。
旦那が重度のパチンコ依存症に陥ってからでは対処が遅くなりますよ!
それぐらいパチンコ依存症とは怖い疾患なのです。
目次
旦那のパチンコ依存を断ち切るために
パチンコを娯楽ととらえ日常的にやり続けたことで、耐え難い苦痛と負の財産に悩み、人は罪を犯してします。
あなたの旦那も、パチンコというギャンブルに溺れ、大きな罪をいずれ起こしてしまうかもしれません。
そんな「パチンコ依存症」ですが、それを克服し治すためには、次の7つのサイクルを回すことが必要です。
1 学習
2 気づき
3 認知
4 決意
5 行動
6 克服
7 完全克服
このサイクルを繰り返すことで、確実に依存症を克服し治すことができるようになります。
今回は、このうちの一番と二番の内容である「学習」と「気づき」についてお話していきます。
この2つのサイクルは旦那さん本人ももちろんですが、家族の方の理解が特に必要な内容になっています。
まずはパチンコ依存について学習しよう
パチンコ依存症を治すための克服7つのサイクル、始めの内容は「学習」になります。
いまさら学習なんて、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、旦那さんがパチンコ依存症という病を克服するためには、とても大切なことです。
まずは学習する前に守らなければいけないことが一つあります。
それは、依存者である旦那本人もその家族の方も、今までの人生で習得した常識をすべて捨てることです。
もちろんその常識とは、パチンコ依存症にまつわる常識のことです。
次にこのような言葉を使用することもやめてください。
「でも言葉」
そうでないと「でも、だけど、おれは、わたしは」などと自己責任論に終始してしまいます。
自己責任論はパチンコ依存症を克服し治すためのもっとも妨げになる考え方です。
長年家族間で依存症である旦那ををなんとかしようと、あらゆる対応をしてきたことでしょう。
しかし、依存者である旦那さん本人に抱く特別な感情などもひとまず一度横に置き、頭をからっぽにすることです。
ここで、パチンコで借金がバレ、もめていた夫婦の話を一つご紹介します。
妻が旦那の借金に憤慨し、もめていたそばで、小学生5年生の息子がこういったそうです。
「パパも悪いけど、やらせているパチンコ屋が一番悪い、パパばかり怒らないでパチンコ屋を怒ってよ。パチンコ屋をなくしてよ」
この小学生5年生の一言は、パチンコだけではなくすべてのギャンブルが「やらせる人が存在すること」によって、この怖い依存症が「つくられた病」であることに気づかせてくれます。
パチンコ依存症を克服し治すためには、この依存症が「つくられた病」であるということを絶対忘れないでください。
では、早速ですが「パチンコ依存症の学習lとは次の内容を知ることです。
・克服は途中で絶対に諦めない。
諦めることは後退で信じることは前進です。
疑いと心配は付きももの依存症問題ですが、克服の必要性に気づき、その行動を起こしたら、徹底して信じてください。
・人はどこからでもやり直せる。
その気になりさえすれば乗り越えられない苦難などないことに気づいてください。
・精神疾患の一種だということに気づく
嘘と隠し事、借金、否認の多用は、依存症の3大特徴です。依存症の特徴を知り、しっかりと理解した上で対応することが克服に必要な条件です。
・自力回復は困難
「やらない期間」があると、家族は安心して克服作業をやめてしまいます。
しかしやらない期間は一時期で、すぐにでも裏切られるということに気づいてください。
・自己責任は悪魔の四字熟語
何度もお話しますが、依存症という深刻な病を意思の問題として自己責任で追い詰めないようにしてください。
・反省と自覚を促しても克服につながらない
脳内が依存状態で自己コントール機能が眠っていることに気づいてください。
・依存症者一人での克服作業は限りなく0%です。
依存症者本人がギャンブルを我慢し、やらない期間があっても軍資金、余暇、ストレスフル、誘いなどの諸条件で再熱することに気づいてください。
・本人よりも家族が克服作業に着手
家族がこの「学習」から自己責任を破棄し、病の存在に気づいてください。
・家族だけが関わる直接的対応
依存症者が繰り返す過ちに、一般論と感情論を交えた家族間の説得はかえって危険であることに気づいてください。
専門家と体験者などにより克服体験と個人及び集団よる認知行動療法などの必要性に気づいてください。
これらの各項目は何度も読み返し、またメモして家族が見える所に貼り出しておくのも効果的です。
旦那のパチンコ依存は病だということに気づこう
パチンコ依存症 克服の7つのサイクルで、はじめに「学習」が大切だということを述べましたが、ここからは学習を基本とした克服のための「気づき」について話を進めていきます。
この気づきも依存症を克服するために欠かすことのできない大切な作業です。
特に家族の気づきが重要になってきます。
なぜなら依存症者本人が気づけるようになるには時間がかかるからです。
家族が気づき、行動して半年経っても旦那本人は「あ、そう!」程度だったりします。
ときには「わかったよ」と面倒くさそうに答えることもあります。
旦那本人に気づきが得られたと思っても、それはあくまで「やりたい気持」を抑えているだけに過ぎません。
「パチンコを必要としない生き方」に気づけて、そこから認知や決意ができてこそ本当の気づきにつながります。
言葉では簡単ですが「やらない、やらせない」ことの難しさは、今まで何度も裏切られてきた家族の方ならよくご存じのことでしょう。
それではここから裏切らせない克服のための「気づき」を5つ説明していきます。
病の存在に気づくこと
人は、生活習慣や老化などから病にかかります。
その病が元で命を落とすこともありますが、現在医学は優秀でその治療は確かです。
ところがパチンコ依存症だけは違います。
病の存在自体認めようとしないため、今にも破裂しそうな状態に悪化しても治療できないのです。
無残なまでに人格を破壊し、難病といえるこの依存症を治療しないのでしょうか。
そこには病の存在を否定する多くの要因があるからです。
ここではその多くの要因の詳細は諸略しますが、ここではまず「パチンコ依存症」が病気であるということに気づくことが大切です。
否認される病に気づくこと
否認とは、都合の悪いことは認めない、いや認めたくないという心の動きを指します。
アルコール依存症などでもこの否認は付きものです。
特にパチンコ依存症の否認は性質が悪く、手に負えなくなります。
旦那がパチンコのために嘘を繰り返すのはこのためです。
そのために家族が相当苦しめられ「死んでほしい」とまで事態が深刻化します。本当の意味でも依存症との闘いは、この否認との闘いといっても過言ではないのかもしれません。
否認の多用は、依存症に気づかないばかりか、気づきたくないという心理も働く厄介な症状です。
毎日パチンコをすることは、毎日否認を繰り返していることになり、長い期間これを続けると「都合の悪いことには蓋をする」という習慣が根付いてしまいます。
家族に対しても嘘と隠し事が多く、何を考えているのかもわからなくなっていきます。
そうして他者否定から自己肯定で典型的な否認多用型になります。
これは依存症3台特徴の症状のひとつでもあります。
これもパチンコを娯楽ととらえ気軽に手を出したことが、直接的な原因になっています。
やり続けたことで依存症状態から抜け出せなくなってしまい、やり続けるために否認を多用するという悪循環に陥ります。
この状態に、意思や人間性などを振りかざして旦那を説得したところで、むしろ進行を早めるだけで克服にはつながりません。
この否認の多用は「旦那がパチンコがやめられない」という症状のシグナルです。
健全な脳なら大切な家族が苦しみ、また自分自身も苦しむなら「やらない」という答えを簡単に出せるはずです。
子どもたちでも迷わず「やらない」という答えをだすでしょう。
しかし残念ながら依存症の旦那の脳は否認多用を続けながらパチンコをやり続けます。
否認の多用は、症状のひとつと冷静に受け止め、直接型対応は避け、専門家などか関わる参加型対応に切り替えることが賢明です。
そうすることで否認の多用も徐々に解消されていきます。
告知のない環境に気づくこと
パチンコ依存症はそれが病であるということを告知する環境がありません。
「パチンコ習慣は依存症の恐れあり」
「自力回復が困難で完全治癒は望めない」
「やらない期間があっても条件次第で100%再熱」
抑制や予防の観点からこういった告知があることはとても大切なことです。
しかし残念ながら、この国では、このような予防のための「告知」は行われていないのが現状です。
したがって、パチンコ店は、法で認める「遊戯機」という後ろ盾をもって、大手を振って営業ができるのです。
年間20兆円という莫大なお金が、国民の懐から消えていることにパチンコがどれだけの賭博性があるのかの証明になっています。
国民の夢や希望を叶えるはずの預貯金と生活マネーがパチンコに消えても、合法だとして法がしっかりガードしているのです。
世間ではパチンコの軍資金欲しさに妻を脅かし、お金を工面する旦那も存在します。
この依存症者の異常性から、パチンコ依存症は立派な病であると告知することが急務なのです。
パチンコ依存症の克服のためには、家族はこのようなことも理解しておく必要があるのです。
自己責任ではないことに気づくこと
この問題は繰り返し触れているように、一番やっかいで慎重に扱う必要がある問題です。
なぜなら、この判断が元でパチンコにまつわる不幸が世の中に量産されているからです。
「病気であって病気でない」という判断と「依存症だとしても病気になるまでやる旦那が悪い」という詭弁がパチンコの正当性にもつながる危険な判断なんです。
洗脳から依存状態に追い込み、「病気になったお前が悪い」では、あまりにも救いようがない話ではないでしょうか。
家族が旦那のパチンコ依存症からの回復を願うのなら「自己責任論」はまずは破棄してください。
破棄することで、病の存在に気づくことができ、感情と説教だけの対応から解放され「治す」という発想に出会うことができます。
合併症に気づくこと
パチンコ依存症に陥ったことで、本人及び家族などに合併症が見られることがあります。
合併症といってもその症状は様々で、精神科医など専門分野の判断も必要になるところです。
この合併症につきましては、専門的な知識が要求されますので、万一旦那さんに合併症の疑いがあるときは、専門医をお訪ねになることをお勧めします。
- 反社会性パーソナリティ障害
- 精神発達遅延滞
- 認知症
- うつ病
- 虚言症
- 不安障害
- パニック障害
- 統合失調症
- パーキンソン病
- PTSD
これらの合併症は、たかがパチンコと軽く考えて手をだし続けた結果、精神的疲労が重なり発症したことも考えられます。
もちろんこれらの疾患は依存症以外の要因も当然あります。
しかしもともと疾患のあるときでもパチンコを絶つことで、合併症の回復が見られることも多いのです。
パチンコ依存症による精神的な疲弊は、依存症者も家族も思わぬ苦しみを受け、合併症という副産物までも押しつけられてしまう危険に気づきましょう。
旦那のパチンコ依存を治すためには家族の協力が必要不可欠
今回は、旦那がパチンコばかりの日常から抜け出し、パチンコ依存症を治す方法として「家族の協力」を中心にお話させていただきました。
パチンコ依存症の旦那をもつ家族はいつもこう思っていることでしょう。
「 旦那がパチンコにハマって多額の借金もしている。何度もやめると約束したのにやめてくれない」
「周りの人はお小遣いの範囲で遊んでいるのに、どうしてこの人にはそれができないのだろう」
「それはきっと意思が弱いからだ、この人はダメだ。パチンコをやめる気配もない」
「地獄に落ちるような思いをしないとダメかも。一般常識が通じない。居直る。もう疲れた。縁を切るしかない」
しかし、ある家族は、一途の望みを託し今回ご紹介している「パチンコ依存症の克服法」のための「学習」を始めました。
すると、その学習で旦那がパチンコ依存症という怖い病気に侵されていることに「気づく」ことができました。
「気づく」ことができた妻の克服のための言葉は次の通りです。
パチンコ依存症の問題を持つことは、長年にわたり個人の道徳的観念の欠如や意思の弱さが原因と考えてきました。
しかし、このパチンコ依存症を学習するにつれ、個人の意思の弱さだけでは片づけることができない問題があることに気づくことができました。
パチンコはある一定の期間やり続けることで、脳内に依存が形成され制御不能状態に陥り、自分の意思ではやめることができなくなります。
パチンコ依存症に陥っている旦那に「パチンコをやめろ!」と言っても何の効力もないのです。
パチンコ依存症を治し克服するためには、家族はまずはそのことに「気づく」ことが何よりも大切なのです。
次は、4つのサイクルである【認知】についてお話していきます。
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