家族の最大の危機!旦那が突然リストラされ会社をクビになった!
こんなときこそ、妻のサポートが求められます。リストラだけではありません。
会社が倒産したり、左遷、部署異動、自宅待機、強制出向、希望退職を迫られるなどの場合も同じ。
旦那が会社をクビになり、人生一番のピンチなときこそ、あなたの妻としての度量が一番試されるときです。
肩を落とした旦那に、妻が何と声を掛けるか。
その一言で夫婦のその後、家族の未来が決まると言っても過言ではありません。
今回は旦那がリストラされ会社をクビになったときに、妻が取るべき対応について考えていこうと思います。
目次
旦那のリストラで離婚を切り出す妻
まずは、僕の学生時代の後輩A子さんの体験談です。
A子さんの旦那は一流企業勤務、同期入社の中で営業成績はトップを走り続け、27歳でA子と結婚しました。
夫婦共働きですれ違い生活ではありましたが、同じ休みが取れるときにはドライブで出かけたり、食べ歩きをしたりして共に過ごし、幸せな結婚生活を実感していました。
そろそろ子どもが欲しいと話し合い、A子さんは退職を決めました。ところが、その直後、旦那が主導して進めてきたプロジェクトが失敗に終わり、会社に取り返しがつかないほどの大きな損害を与えてしまったのです。
旦那は営業の第一線から外され、関連会社への出向を言い渡されました、しかし、これまでに同じようにしてこの会社に出向を命じられ、実際にそこに行った者はいません。
事実上のクビを意味していたのです。
A子さんは、ショックで食事も喉を通らない旦那を気遣うこともなく、毎日旦那を責めました。
「私が仕事を辞めた瞬間にどうしてこんなことになるの?あなたは一流企業に勤める将来有望な人だったのに」
「やめるなんて絶対に許さない。その関連会社で努力して、もう一度チャンスを待つ道はないの?何とかしてよ」
旦那は妻には内緒で転職活動を始めました。しかし、旦那のプロジェクトの失敗は同業他社に知れ渡っているせいなのか、うまくいきません。
旦那は、とうとうきっぱりと会社を辞めてから、再就職を目指すと妻に宣言しました。
するとA子はこう言います。
「会社を辞めるって無職になるってこと?ありえない。私はそんな情けないあなたと結婚したんじゃない」
それでも旦那は、顔を見れば愚痴ばかりの妻がいる自宅に居場所を失くしながらも、転職活動を行い続けます。
転職活動がうまくいかないまま三か月経ったころ、妻がこう切り出しました。
「子供がいなくて本当によかった。もう離婚よ」
こんな話をA子から相談を受けたことがあるのです。
正直、A子にはこっぴどく叱っておきました。
「旦那のピンチにこそ、妻の度量が一番試されるとき。そんなときにオマエの対応は一番最低なことだよ」と。
旦那がリストラされ会社をクビになったときに妻の度量が試される
このA子のように、離婚を切り出す妻は実際は少ないかもしれませんが、旦那が減給になったり、解雇されたり、転職を決意したり、そんな局面でA子さんのように、旦那を罵る妻は世の中には多いものです。
しかし、旦那の仕事に変化があり、家庭の経済が打撃を受けたり不安に陥ったりする場面は、一生のうちの一度や二度、訪れることもあるはず。
実際に僕自身も35歳のときに前の会社が倒産の憂き目にあり、一時期無職の状態がありました。
そのときの妻の対応を思い出すとうれしくて涙がでそうになります。
「仕事がなくても大丈夫。何とかなるから」
「あなたならきっと前の会社より良いところが見つかるよ」
そんな風に極めて明るく声をかけてくれ、専業主婦だった妻はパートにでてくれるようになりました。
そんな妻の対応もあって、僕は無事に今の会社に転職することができ、年収も以前の会社より多くなっています。
リストラされて落ち込む旦那を励まし、パートで家計を助け、旦那に次の仕事が見つかるまで冷静に見守ることができる妻もいれば、A子さんのように精神的に旦那をサポートするどころか、罵り、追い詰め、苛立ちをぶつけてしまう妻もいます。
今の時代、転職はステップアップのチャンスでもあるのです。人が好くて会社を辞めると言い出せないでいた人が、リストラをきっかけに転職して成功したという話もよく聞く話です。
一生の間の一年や二年のことで、この旦那はダメだと身勝手な判断をせず、もう少し長い目で旦那を温かく見守ってあげれば、旦那はそれを力に変え、持っている力を十二分に発揮できるようになるはずなのに。
家族の励ましがモチベーションを高くし、さらなるやる気を起こさせることもできるのです。
ただ、一時的ではなく常習的に仕事が長続きせず働かない、それなのに借金をしてギャンブルに手をだすような旦那は論外。
愛情を持てないのなら、早めに離婚の決断をするのが賢明です。このような男性がなかなか更生することはできません。
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旦那がリストラで会社をクビになったときにかけるべき言葉
旦那がリストラされ会社をクビになったとき、今までの苦労をねぎらい再就職へと奮起させるか、旦那の能力を認めず落ち込ませるかで、その後の家族の人生は、全然違うものになります。
たとえ無職になって、収入が一時的に減ったとしても、旦那をほめ続ければ、それまでよりももっと条件のよい会社に就職することだって夢ではありません。
それだけ、この時期に掛ける言葉は重要!
ここでは、旦那がリストラされ会社をクビになったときに、妻がかけるべき言葉とNGワードをご紹介します。
良い言葉1「どうにかなるわよ!」
「明日は明日の風が吹く。ってね!」
こういう状況で旦那がいちばんホッとする言葉です。妻がふだん通りにして、明るく支えてあげた人ほど、再就職が早く決まるという話はよく聞きます。
良い言葉2「今までお疲れ様。今度は私にバトンタッチして」
「あなたは少し休んで。私が頑張るから。」
「わぁ。やっと私の出番が来たわね。」
「これからが私の腕の見せ所ね!」
言葉だけでサポートするのではなく、妻が働いて支えてあげることも、大きなサポートになります。
旦那がまた新しいスタートを切れる日まで、今度はあなたが頑張る番。
家計を支えるのは旦那の仕事でしょ、という旦那任せの姿勢では、愛想をつかされしまいます。
良い言葉3「あんな会社リストラされてよかったじゃない」
「働きすぎて病気になるよりずっとよかったわ」
「もともとひどい会社なのに長い間よく頑張ったよね」
ピンチはチャンスと、前向きにとらえてあげることが大切てす。
あなたが悪いのではなく、ただ運がわるかったのだ、会社に見る目がなかったのだというメッセージを伝えてあげることで、旦那の気持ちをラクにしてあげましょう。
悪い言葉1「ローンはどうするの?」
「私たちの生活はどうなるの?」
「友達に知れたら、何て言ったらいいの?」
「親に言ったら心配するわ。」
「このままここで暮らせるのかしら。」
こんな言葉はNGワードです。妻だって不安かもしれませんが、そんな気持ちをはぐっと我慢しましょう。
明るくふるまって、旦那の気持ちを軽くしてあげてください。
悪い言葉2「すぐ、仕事探してよね」
そんなことは、言われなくても旦那はわかっているはずです。焦っている旦那をますます焦らせるような言葉は逆効果です。
悪い言葉3「どうしてこんなことになっちゃったの?」
「こうなる前にどうにかできなかったの?」
「いつかこうなるって思ってたわ」
このような言葉も、旦那のつらい気持ちを理解していない言葉。
「使えないあなたが悪いんでしょ。何か失敗でもしたんじゃない?」、と責めているように聞こえます。
旦那が会社をクビになったときこそ明るく振る舞おう
リストラされて会社をクビになったときに、妻からきつい言葉をかけられた旦那は、その後の就職活動がうまくいかない場合が多いと聞きます。
再就職先がなかなか見つからないばかりか、落ち込んで引きこもりになってしまうケースもあるのです。。
当然、家庭内の空気はどんより重くなりますから、子供にもいい影響を与えません。
一方で、妻から優しく思いやりのある言葉を掛けられた旦那は、プレッシャーから解放され、面接もうまくいき、スムーズに再就職できることが多くなります。
企業の人事担当者がよくいうセリフに、明るい人が欲しい、というものがあります。
誰だって、自信がなさそうで暗い顔をした人とは、一緒に働きたくありませんよね。
何十年も働いて素晴らしいスキルをもった旦那も、リストラされ無職になったという辛い目にあえば自信を失ってしまうものです。
落ち込んだ気持ちのまま面接に挑んでもいい結果がでるわけもありません。
妻が心配になる気持ちもわかりますが、そこで旦那を責めたところで自体が好転するわけでもありません。
ここはグッと我慢!旦那を励ますのが得策です!
辛いでしょうが頑張ってくださいね!
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旦那が嫌い。旦那にイライラする。旦那がむかつく。という世の妻のために。
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