「育児・子育てでイライラが止まらない!せめて旦那がもっと協力的だったらいいのに」
このように思いながら育児・子育てに励む妻たちを、世の旦那たちはもっと労わる必要があります。
「しょうがないだろ。仕事なんだから」
妻にこの言葉をぶつけ、妻との約束を破った経験、あなたにもあるはずです。
はい。もちろん僕にもあります。。。
今回は「育児・子育てでイライラ!そんなときに旦那に考えてほしいこと」をテーマに、育児と旦那の関わりについてお話していきますね。
あなたが子育てで旦那にイライラする理由、この中に必ず一つはあるはずですw
目次
育児・子育てで旦那にイライラする理由(共働き編)
妻が旦那に対して育児・子育てでイライラする理由は、いろいろありますが、働く妻と専業主婦の妻とでは、そのイライラにも違いがあります。
まずは最初に、共働き主婦が、子育てで旦那にイライラする理由を考えていきます。
イライラ理由①共働きなのに育児も家事もしないってどういうこと?
育児・子育てで旦那にイライラする一つ目の理由はこれですよね。
「私も働いているのに何で子育ても家事も私だけ?」
共働き夫婦の場合、子供ができれば妻がそのまま育休を取得するのが大半です。女性が子供を出産する以上、そこはしょうがないところです。
しかし問題なのはこれ。
育休が終わってもそのまま「妻が子育て・家事を担当する」という役割が固定化されがちだというところ。
これが育児・子育てにおける妻が旦那にイライラする一つの原因、「私も働いているのになにで子育ても家事も私だけ?」
妻が職場復帰し仕事をしながら、子育て・家事のすべてを担うのは不可能であり、夫婦で適切に役割を分担する必要があります。
ただし、妻の育休中に旦那が育児・家事の経験をまったく積んでいなかれば、妻の職場復帰後にスムーズに育児家事に参入することはできません。
旦那は、「妻が育休を取って、妻が出産するんだから俺は関係なーい」でなく、出産後の妻のため、妻の育休中から、子育て・家事の実践経験を積むように心がけることが大切です。
イライラ理由②イクメンって言われて育児だけで満足するな!
育児・子育てで旦那にイライラする次の理由はこれですよね。
「イクメンっていうのは子育てだけ?家事は結局は私だけ?」
確かに子育てには協力的なところもあるけど、家事は一切しないわけ?
こういう旦那に対して妻は不満が爆発!
共働きになると日常生活は戦場化します。家事の得意・不得意はあってもいいですが、旦那は「できない」家事をなくす努力をすることは大切。
そして妻としては、旦那が「できない」家事が「できる」ようになったら、まずは褒めることが重要です。
旦那の家事のやり方に対する「口出し」「ダメ出し」「手だし」は、笑顔を家庭から遠ざける原因となります。
育児・子育てに忙しくてイライラする気持ちも解りますが、洗ったお皿に少し汚れが残っている、洗濯物の干し方が雑、これぐらいのことはグッと堪えて、笑顔で「ありがとう」と伝えるようにしましょう。
イライラ理由③夜の予定を勝手にいれるな!
育児・子育てにおける旦那へのイライラの次の理由はこれです。
「夜の予定を勝手に入れるのはやめてよ。私はあなたの予定を聞かないと夜の予定は入れられないのに、不公平だ!」
最近の共働き夫婦では、保育園の送りは旦那、迎えは妻というスタイルが定着しています。
まだまだ「旦那は仕事で夜は遅いので、迎えは無理」という意識が根強いようです。しかし、迎えが妻の担当だからといって、飲み会や夜の会合や勉強会など、旦那に次々と予定を入れられてしまうと、妻のイライラは限界に。
夜の外出については、夫婦でルールを設けたり、子育て・家事のシェアバランスについて十分に話し合うことが大切ですよね。
イライラ理由④保育園のお迎えはしない
育児・子育てで旦那にイライラする次の理由はこれです。
「朝の保育園の送りだけでお役ごめんのつもり?夕方の迎えもやってよ!」
朝の送りだけで子育てに満足していると、妻のこの種の不満がでてきます。妻が定時退社や短時間勤務をしているからといって、その時間に合わせて仕事をスムーズに完了できているとは限りません。
「満足できるレベルまで仕上げたい」「残業さえできれば」という仕事の責任感と、「迎えの時間に間に合わなければ」という子育てへの責任感が、毎日交錯しています。
この妻のニーズに応えるためには、保育園への夕方の迎えを担当できるようになれればベストです。
ただし、夕方の迎えには、もれなく夕食の買い物・支度、お風呂、子供の歯磨き、寝かしつけがついてきます。
迎えから寝かしつけまでの間に、きっとあなたは何度もこう思うことでしょう。
「あぁ。妻よ。早く帰ってきてくれ」と。
子育てにおける妻のイライラを解消するには、妻の夜の育児・家事負担を少しでも減らしあげるようにしましょう。
イライラ理由⑤病院につれていくのは結局は私だけ?
育児・子育てにおける旦那へのイライラ、次の理由はこれです。
「子供の病気は結局は私だけで対応するわけ?有給が減るのは私だけ?」
子育て中の夫婦にとって最も気がかりなことは「子供の急な病気で呼び出されたときにどうするか?」ですよね。
実際に子供が急に病気になったとき、あらかじめその日はどちらが対応するかを決めていると、お互いにイライラすることもなく迅速な対応ができます。
リビングの壁掛けカレンダーなどで「どうしてもダメな日」だけでも情報を共有するようにしましょう。
育児・子育てで旦那にイライラする理由(専業主婦編)
ここからは、専業主婦の妻が育児・子育てで旦那にイライラする理由をご紹介です。
- 「私だって忙しいの!年中暇みたいな言い方しないで!」
- 「子供と一日中いたらわかるわ!かわいいなんて思わなくなるから」
- 「どうせ忙しいんでしょ?あなたに家族のことは期待してないし、諦めている。子どもは私が守るんだから」
専業主婦の妻のイライラは、一定限度を超えると同時多発的に爆発します。下の図のように、子育て疲れで最もでやすい症状は「イライラする」がダントツです。
子育てストレスはワーキングママより専業主婦のほうが高いというデーターがあるそうです。
特に子供が小さいうちは、子供中心で日常生活を送る必要があります。共働き主婦のように、仕事で大人の中に入り、大人のペースで物事が進められる時間が確保できれば、気が晴れることもあるかもしれません。
しかし専業主婦の妻は、一日中、自分の生活ペースが子供のペースで乱されます。ストレス度が高いのもうなずけます。
また、成功したり、やり遂げたときには、社内外から賞賛や評価を受ける仕事とは違い、子育てや家事は褒められたり、労わられることが少なく、母親なら当たり前と思われがちです。
もし旦那でありパパであるあなたがそんな妻を労わらなければ、一体誰が妻を労わるというのでしょうか。
旦那が妻の日々の苦労に無関心だったり、家庭を留守にしてばかりいると、そのイライラストレスは日増しに大きくなります。
子育て・家事の忙しさは、仕事の忙しさとはまったく違います。妻が子育て・家事を担ってくれるからこそ、旦那は仕事に集中できるのです。
笑顔の家庭を作るコツは、夫婦で「自分のほうが忙しい」「大変」合戦をしないことですよね。
イライラ理由①本当は働きたいのに!
育児・子育てに励む妻はイライラしながら内心こう思っています。
「本当は私も働きたいのに!でも旦那には子育てに対しての理解が全然ないし、子供が大きくなるまでは無理かも」
子どもが産まれてある程度大きくなると、妻も再就職を考え始めるでしょう。
実は、妻が再就職できるかどうかは旦那次第だということを知っていますか?
専業主婦の7割の人は、「本当は働きたい」と考えているそうです。しかし、再就職を考える妻の9割が、何らかの不安を抱えています。
中でも最も多いのが「子育てに余裕がない」ということ。
そもそも、 なぜ「子育てに余裕がないのか」。それは、子育ての主たる責任を女性が担っているからです。
実際、育児・家事の役割分担状況の調査では、男女ともにその9割近くが「主として女性」と答えています。
そんな中、妻が口には出さないにしても、「本当は外で働きたい」という気持ちを持っていることを、旦那として意識しておくことはとても大切なことです。
そしてその実現のためには、旦那の子育て・家事への積極的な参加が必要不可欠になるのです。
イライラ理由②あなたはもっと稼いできてよ!
専業主婦の妻は育児・子育てにイライラしながら、旦那であるあなたにこう思っているかもしれません。
「もっと子育てしたい?何言ってるのよ!あなたはもっと稼いできてよ!」
これは子育てにも家事にも前向きで、性別役割分業を心から望んでいる妻から起きる不満です。
とはいえ、「そんなこと言われても、自分一人じゃこれ以上稼げないよ」と、こう感じる男性も多いと思います。
そんなときは、次のような観点から妻にその思いを伝えてみましょう。
期待されている稼ぎを一人で無理に実現しようとしれば、身体や心を壊す可能性がある。
- 子どもと過ごすことで、仕事で蓄積した疲労も回復して、明日からの仕事も頑張れる。
- 父親にも子育てをしたい思いがある。
- 父親に育てられることで子どもにもよい影響がある。
- このようなことを妻に伝え、子育てしたい自分の思いを理解してもらいましょう。
育児・子育てで旦那にイライラする理由(全般)
ここでは、共働き・専業主婦に関わらず、妻が育児・子育てで旦那にイライラする理由をご紹介します。
イライラ理由①子どもの悪い部分は全部私のせいなの?
育児・子育てにおける旦那へのイライラ(全般)の理由はこれです。
「子供の悪い部分は全部私のせいってどういうこと?」
体型や性格、苦手教科まで、子供の悪いところはすべて「おまえに似たからだ」という旦那。家庭よりも仕事、家族団らんよりも自分の趣味を優先するくせに、育児はすべて妻まかせ。
そのくせに、子供が何か悪いことをしたら「おまえの育て方が悪い」と一方的に責めまくる。
こんな旦那にイライラして当然ですよね。
家庭に起こる問題はすべて家族全員の問題。「おまえの育て方が悪い!」といった発言はもってのほかです。
イライラ理由②子どもより優先しないと怒り出す
育児・子育てにおける旦那へのイライラ(全般)、次の理由はこれです。
「旦那を子どもより優先しないと怒り出す」
子どもが生まれたとたん、妻にやたら甘えるようになる旦那。子どもよりも自分のことを優先しないと、すぐに不機嫌になってしまいます。
妻は子どもの授乳やおむつ交換でてんてこ舞いなのに、「それより、おれの着替えはどこ?」など、ささいなことで騒ぎ立て、妻をイライラさせます。
育児・子育てでイライラする理由まとめ
「育児・子育てでイライラ!そんなときに旦那に考えてほしいこと」というテーマで、旦那の子育てへの関わり方をご紹介してきましたがいかがでしたか。
もう一度まとめておきますね。
育児・子育てで旦那にイライラする理由(共働き編)
共働きなのに子育ても家事もしないってどういうこと?
イクメンって言われて子育てだけで満足するな!
夜の予定を勝手に入れるな!
病院に連れていくのは結局は私だけ?
育児・子育てで旦那にイライラする理由(専業主婦編)
私だって忙しいの!年中暇みたいな言い方をしないで!
本当は働きたいのに!
あなたはもっと稼いできてよ!
育児・子育てで旦那にイライラする理由(全般)
子どもの悪い部分は全部私のせいってどういうこと?
子どもより優先しないからって不機嫌になるな!
育児・子育てで旦那にイライラしないために
では、育児・子育てで旦那にイライラしないために、どのような心持ちで旦那に接していけばいいのでしょうか。
それにはまず、育児・子育て中の妻が旦那に「イクメン」を期待するのは間違い、だということを認識することです。
出産を機に旦那が嫌いになる「パパイヤママ」が増えています。育児に協力もしてくれず、子育てママの苦労に鈍感な旦那の言動にイライラして、旦那への嫌悪感をつのらせていく妻。
この原因は、旦那は「イクメンであることが当たり前」になってしまっている弊害です。
男性は本来は育児には不向き
育児・子育てで旦那にイライラしないために、男性は本来は育児には不向きな生き物だと認識してください。
動物界を見ても、メスは子に密着して子育てに専念しますが、オスは母子と離れて行動し、餌をとってくるのが役目。人間も同じです。
母親は女性ホルモンのおかげで、子育てのストレスや、授乳・夜泣きによる睡眠不足にも耐えることができまずが、父親は育児ストレスに耐えれるようにはできていません。
もちろん、これを逆手にとって「男性は一切、子育てはしなくてもいい!」なんてことは言うつもりはありません。あくまで、考え方の一つです。
旦那に対する過度な期待は、ストレスにつながるだけです。
旦那の役割の基本はしっかり稼ぐこと
育児・子育てで旦那にイライラしないために、男性の役割の基本は「しっかり稼ぐこと」だと認識してください。
そして旦那は、育児にかかりっきりになる妻の足を引っ張らないことです。
妻が子供に専念できる環境をつくつために、旦那は自分の食事や洗濯、掃除など身の回りのことは自分でやるのが、妻にとって最高の育児サポートになります。
育児はマニュアル通りにはいかない
育児・子育てで旦那にイライラしないために、育児・子育てはマニュアル通りにはいかないということを認識してください。
イクメンブームに象徴されるように、最近の子育て世代の夫婦は、「いい母親・いい父親」という理想に縛られて、かえってストレスを貯め込んでいます。
世間にあふれる育児情報に惑わされて、マニュアル通りに育児ができないと「自分の子に問題があるのだろうか」と思い悩む人が多いのです。
完璧な親や、完璧な子育ては存在しません。そのことを知ったうえで、育児ストレスを上手に発散しながら、自分らしく子育てをしていきましょう。
妻をイライラさせないために旦那ができること
「旦那は仕事、妻は子育て・家事」の文化は、社会の中にまだまだ強固に残っていますが、子育てにおいて旦那の大きな役割は「パートナーである妻をしっかり支えること」ですよね。
子育てでイライラする妻を労わってあげれるのはあなただけ。
子育てに積極的に参加して、笑顔があふれる家庭を作っていきましょうね!
こちらで子育てにおける父親の役割を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね!
関連記事>>子育てにおける父親の三大役割は「育てる」「伝える」「支える」だよ!あなたはいくつできてますか? – 旦那という生き物。
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旦那が嫌い。旦那にイライラする。旦那がむかつく。という世の妻のために。 – 旦那という生き物。
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