みなさん、こんにちは。
病気で寝込む妻に「たこ焼き」を作った旦那です。
皆さんのお宅も、たこ焼きはないにしてもだいたい同じではないでしょうか?
明らかに体調が悪そうな妻に向かって、この言葉をぶち込む旦那。
なぜ、こうも旦那という生き物は、病気の妻に冷たいのでしょうか。
今回は、この謎に迫ります!
妻が病気のとき。妻と旦那の思い
妻が病気で寝込んでいるときや疲れが溜まって体調が悪いとき、そしてそれがどこからどう見てもも明らかなのに「昼飯は?」「夕飯はどうすんの?」などと妻に旦那が口走り、妻の地雷が落ちるというパターン。
これも妻が旦那にイラっとくるよくあるパターン。
このときの妻の怒りの背景にはどんな思いが渦巻いているのでしょうか?
うちの妻にインタビューしてみました。
「こんなときまで食事の準備をさせるの?」
「食事の心配より、ワタシの身体を心配してよ!」
に決まってるでしょうが。
と、一喝されました。
一方、旦那としては、
いやいや、別に夕飯を作らせようと思って聞いているわけではない。単にどうするのかと聞いただけ。何か買ってきてもいいし、自分と子供は外に食べにいってもいいし。。
という考え。
そう、単純に「君の判断をうかがおうとして聞いただけなのに」と思っているのです。
旦那側に悪気は微塵もないわけです。
妻を怒らせる原因はどこにあるのか
では、病気で寝込む妻を怒らせる原因は具体的にどこにあるのでしょうか。
一つは、旦那が妻のシンキングコストを低く見積もるところにあります。
シンキングコストとは、考えること、決断すること自体の負担を指します。
シンキングキングコストの大変さはこちらの記事で詳しく説明しているよ!
「考える・決断する」という行為には、結構な時間と労力が必要です。たとえば妻が夕飯の準備で一番大変なのは、「メニューを考えること」だと言います。
ご飯作りの大変さはうちの妻がこちらの記事で熱弁しているよ!
そのときのシンキングコストは、おおげさではなく「取引先の社長の接待をするから、セッティングを頼む」と上司からいわれたときと同程度のものです。
接待のセッティングには、先方の料理の好み、店の雰囲気、予算、日程調整など考慮すべきことがたくさんありますが、それは夕飯のメニューを決める際も同じこと。
食材、栄養バランス、家族の好み、予算、調理にかかる手間と時間など、意外と多くの考えるべきことがあります。
それなのに「今日は飲み会だからご飯いらない」とLINE一本で済ませるとは何事か!
取引先の接待と比べて夕飯のメニューの場合は失敗してもそれほどリスクは高くない、という違いはありますが、シンキングコストそのものにはたいして差はありません。
それなのに、旦那はこのシンキングコストを低く見積もりがち。
だから「夕飯どうする?」と簡単に聞いてしまうのです。
さきほどの例を当てはめてみましょう。
旦那のあなたは風邪気味で今日は一刻でも早く帰りたいと思いながら仕事を頑張っている、マスクもして「ゴホゴホといいながら」。
それなのに、そこに上司がやってきてとこんなことを口にする。
取引先の社長の接待をするから、セッティングを頼む!
どうですか?「はい?あなた正気ですか?」と上司に向かって言いたくなりませんか?
おおげさではなく、妻は「夕飯どうすんの?」聞いてくる旦那に対してこのような気持ちになっているのです。
なぜ旦那は病気の妻に冷たいのか?
では、なぜ旦那は病気の妻に冷たく「夕飯どうすんの?」なんてことが言えるのか。
妻からしてみたら「男の勝手な論理!」と言われるのを承知であえて言ってみましょう。
旦那に限らず、多くの男性は、他者から細かく指示を出されることを嫌います。仕事でもそれ以外でも、基本的には自分を信頼して任せてほしいと思っています。
任せてもらえたら、自分で考えて自分で実行したい、と考えます。
つまり、普段、妻が食事の準備をしている夫婦の場合、旦那は無意識に「食事のことは妻に全面的に任せている」と思っているのです。
ご飯のことはいつもオマエが管理してるじゃん!だから指示ぐらいだしてよ!
こんな感じに思っています。
もっと言えば、どんなときも食事に関しては勝手をしないのがマナー、食事の責任者である妻の指示をうかがわないと、となるわけです。
一方、妻は「はい!ワタシがやります!やります!」と自ら率先して食事担当になっているわけでありません。世の中の風潮としてある「料理は女性の仕事」という漠然としたルールにいつの間にか乗ってしまっただけ、という人がほとんど。
もちろん、夫婦間で「旦那は外で仕事をし、妻は家の中のことをする」などの役割分担がしっかりできている場合は別です。
そうでない夫婦の場合、妻は料理を「やりたくてやっているわけではなく、やってあげている」と思っている可能性が高いのです。
ご飯の準備なんか毎日したくないに決まってるでしょうが!
となると、妻は料理の負担は軽ければ軽いほどいいわけで、自分の負担が軽くなるような協力は旦那にどんどんしてほしい、夕飯のメニューも完全に任せられるより、少しでもシンキングコストを軽くするために一緒に考えてほしい、こう思って当然。
ですから、よりによって体調が悪いときに「夕飯どうすんの?」と旦那に聞かれたら、「病気のときまで考えることを丸投げするわけ?」と思い、怒りが爆発するのです。
旦那は妻が病気のときはこのように対処しよう
では、病気で寝込んでいる妻に、旦那はどのように接すればいいのか。
それは思いをちゃんと口にすること。
「夕飯どうすんの?」という思いやりのない質問が妻の地雷になってしまう背景には、旦那側の言葉が足りないことにあります。
男は分り切っていることをあえて口にしない、というところがあります。子供のころに「男は余計なことを言うな」と教育されてきた人はその影響もきっと大きいはず。
ですが、妻との関係においては、旦那は、普段は口に出して言わないようなことも、きちんと言葉に出して伝えたほうがいいでしょう。
君がしんどくて、料理が作れない状況であることは百も承知なんだけど、
このような言葉ですね。妻が病気で辛そうなとき、という思いを具体的な言葉にするのです。
その上で、「何か買ってこようか?それとも簡単にできるものを何か作ろうか?」と聞いてみる。
このように、自分の思いをしっかりと言葉にして伝えることで、妻の地雷をふむ確率はかなり下がるはず!
妻が病気のときぐらい料理を作れる旦那になりましょうね!
でも、たこやき作ったらこっぴどく怒られるから注意してね!
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