夫婦の会話がまったくないから寂しいという方は、世の中にはいっぱいいます。
「旦那がまったく話をしない」
「妻と会話がない」
「話をしても事務連絡だけ」
「夫婦なのに寂しいなぁ」
こんな思いで毎日を過ごす既婚者の方。でもやっぱり夫婦関係を少しでもよくしたいのなら、夫婦の会話というものは必要不可欠です。
今回はそんな「夫婦の会話がないから寂しい」という方に、会話が弾むようになる4つの方法をご紹介していきます!
夫婦の会話に悩まれる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 夫婦の会話がなくて寂しい方
- 夫婦の会話を弾ませたい方
- 明るい家庭を作りたい方
- 夫婦関係がうまくいかない方
- 夫婦のスキンシップを増やしたい方
こちらでは夫婦で一緒にできる趣味をまとめました。共通の趣味をもてば、会話の糸口にもなりますよね!
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目次
夫婦で会話をする時間はいくらでもあるはず
夫婦の会話というものは、「さあ、これから話し合いをしましょう」と、30分なら30分の時間を捻出し、改まって議論するような形式のものではありません。
当たり前ですが、いつでもどこでも夫婦二人で一緒にいるときが会話の機会であり、わずか一分でも、それをどう有効に使って会話を積み重ねていくかが重要になります。
時間が取れないからといっても、休日ともなれば、買い物でも散歩でも二人で一緒に過ごせる時間は、ごろごろと転がっているはずです。
ただ相手の対する働きかけが不十分であったり、相手が非協力的であったりするために、うまくいっていないケースは多々あると思います。
夫婦の会話がないと悩んでいるのなら、まずは相手への働きかけから始めてみましょう。
夫婦の会話をはずませる4つのこと
では、夫婦の会話をはずませるために具体的にできることを見ていきましょう。
見たものを報告するだけの会話はやめよう
夫婦の会話がないという人が知っておきたい最初のことはこれです。
報告するだけの会話はしないこと。
一見、仲がよさそうな夫婦でも、その会話内容から夫婦関係があまりうまくいっていないのではないかと思われる夫婦がいっぱいいます。
道を歩いていると、よく楽しそうに話しながら散歩をしている夫婦に出会いますが、そばでその夫婦の会話を聞いてみると「バラが咲いているわね」「この石、危ないな」など、お互いに見たものを報告しあうだけに終始しています。
これって本当に良い夫婦関係だと言えるんでしょうか?
他の場面でも、スポーツや芸能人、お隣の奥さんの話だったりと、ほとんど、主語である「私は」が入っていない感情抜きの会話が本当に多いものです。
これでは、いくら1時間会話しても夫婦関係がよくなるわけがありません。
ましてや、ふだん会話のない夫婦が一生懸命時間を捻出してこのような会話をするのでは、ほとんど意味がないといってもいいでしょう。
会話には「私は」という主語を使い感情を込める
では、そんな夫婦の会話を良質なものにするために具体的にどうすればいいのか。
そのポイントは、「私は」という主語を使い感情を込めて会話をするということ。
例えば、子供のことにしても、ただ「あったこと」を話すのではなく、「あの子、今日の算数のテストで50点しか取れなかったのよ。ゲームばかりして、私ちょっと心配だわ」と、自分の気持ちや感想などを入れた会話をすることが大切です。
日本語はあまり主語をつけませんが、夫婦の会話においては「私はこう思う」というように主語をつけて会話をすると、そこに感情の交流が生まれます。
どこかの国の政治家のように「それは~だと思われます」「~というようなことじゃないですか」といった言い方は、まったく相手への愛情を感じることができません。
それは自分自身の意見や感想ではないので、そんな会話をしたところで、夫婦の会話がはずむわけもありませんよね。
夫婦の会話に限らず、会話というものは「私は〇〇だと思う」という自分の思いを語ることが何よりも大切なのです。この基本をおろそかにしている夫婦が本当に多いんですよね。
会話がないときは昔の自分を語ろう
夫婦の会話がないとき、夫婦の会話を弾ませるために、ぜひ取り入れてほしいのが、昔の自分を語るということ。
たとえば、子供の算数が50点だったなら、「あの子、算数のテストが50点でね」で終わるではなく、「そういえば私も算数のテストってできなかったなぁ」と、自分自身を打ち明けてみる。
そうすればきっと相手も「え?そうだったの?」と会話に乗ってくるでしょう。
そうすればすかさずこう返すのです。
「あなたはどうだったの?」
そうすれば自然と相手も自分自身を語りだすでしょう。自分の思い出話をすることは感情がある会話になりやすく、夫婦の会話をはずませるコツなのです。
夫婦の会話には、事務的な会話が多いもの。
仕事ではないんですから、事務連絡はそこそこに、お互いを語り合い、質のいい夫婦の会話をすることを心掛けましょう。
夫婦で一緒に考える
夫婦の会話を良くするための最後のポイントは、夫婦で一緒に考えれば会話は弾むということ。
自分一人で解決できることでも、相手にちょっと相談して同じテーマを共有するようにしましょう。そうすると、お互いの気持ちや考え方が見えてきて、共感にしろ、反感にしろ、感情の交流が進んでいきます。
その意味で、何でも自分でやってしまう「よくできた妻」ほど、質の高い会話をする機会を奪ってしまっているのかもしれません。
たとえば、ふだん商品のビンの蓋が開かないときなど、どうしていますか?
たとえば、こ~んな感じで無理して自分で開けようとしていませんか?
こんなときは素直に旦那さんにお願いするのがベストです!そしてこのときの頼み方で、夫婦の会話を良質なものにすることができるんです。
ただ単に「これ開けて」
このような頼み方をすると、旦那さんも「はい。開いたよ」という事務的な返答をしてくることになるでしょう。
なので、このような事務連絡的な会話にならないように旦那さんに頼むときは、次のような会話で頼んでみましょう。
「これ、とっても固いのよ。私にはちょっと開けられそうにないんだけど」
このように、ここでも「私は」という主語を入れ、少しでも自分自身の感情を表現するようにしましょう。
すると、旦那さんも「どれどれ」と身を乗り出し、「おおっ!こりゃ本当に固いな!」と歯をくいしばりつつ、開いたとたん「ひぇ~何とか開いたけど、俺も体力が落ちたなぁ」と、自分を表現するかもしれません。
このように、やっていることは単純でちょっとしたことですが、それがきっかけで感情交流型の夫婦の会話が少しずつ広がっていくのです。
夫婦の会話は、「自分の感情を話す」。これだけは絶対に忘れないください。
夫婦の会話は量より質が大切です
夫婦の会話がないから寂しいという人向けに、夫婦の会話を弾ませる4つのことをご紹介しました。
もう一度まとめておきますね。
夫婦の会話をはずませるためには、
- 見たものを報告するだけの会話はやめる
- 「私は」という主語を使い感情を込める
- 昔の自分を語る
- 夫婦で一緒に考える
会話をはずませるをいうのは夫婦関係だけに限らず、生きていく上で身につけておきたいテクニックです。
今回ご紹介したことは、夫婦関係だけではなく、仕事場や友人関係、いろいろなところで使えると思います。
「私って昔は〇〇だったんだよね~。あなたはどうだった?」
このように話かければ、きっと会話は膨らんでいきますよ!
ぜひ使ってみてくださいね!
夫婦の会話で「ありがとう」は当たり前の言葉
ちょっと話が変わりますが、「ありがとうは魔法の言葉」という言葉がありますよね。
これは「ありがとう」と人にちゃんと伝えれば、幸せを引き寄せられるというものですね。
でも思うんですが、夫婦間において「ありがとう」という感謝の言葉は、本当に魔法の言葉に値するんでしょうか?
僕は魔法でも何でもないと思うのですが。
というのも、この言葉っていつでも誰にでも簡単に使える言葉ですよね?
それなのに「ありがとうは魔法の言葉」ってどういうことなの?と感じてしまいます。
「ありがとう」という言葉は、万人に共通して使える言葉なので、確かに口にしないよりはいいですが、実際のところ、夫婦という特定の関係を維持するうえでは、あまり価値がないように思えて仕方ありません。
ありがとうより自分の感情を伝えることが重要
では夫婦の会話を良質なものにするために、「ありがとう」を超える魔法の言葉ってあるんでしょうか?
それはやっぱり「自分の感情を込めて」その気持ちを言葉にすることですね。しつこいようですが、やっぱりこれがポイントなんですよね。
「ありがとう。お!今日のご飯は特においしいねぇ~!」
「ありがとう。あなたが手伝ってくれると私、とっても嬉しいな!」
このように、ありがとうだけではなく、自分の感情を伝えることが重要。自分の感情を相手に伝えることによって、そこから新しい夫婦の会話が生まれます。
本当に価値ある言葉というのは、そのとき、その場で、自分の妻や旦那にしか言えない言葉のこと。
たとえば、「ありがとう」という言葉は使わずに、「台所がいつもキレイで気持ちいいねぇ」のように、、自分の気持ちを伝える表現の仕方をするのがオススメ。
夫婦間であっても、特に旦那側は照れくささもあって、「ありがとう」の一言すら言わない場合もあります。また夫婦間で褒め合うのは、ちょっと歯が浮く感じにもなります。
でも、「キレイで気持ちがいい」というのは、キレイにしてくれた人の貢献度を正当に評価する言葉であり、本来ならそこに何の照れも必要ないはず。
また、相手も常に感謝されたくてやっているわけでもありません。
だから当たり障りのない「ありがとう」より、目の前に見えている現状を良い方向で評価し、そのとき、その場で、思ったままを自分独自の言葉で伝えた方が間違いなく相手の心に響きます。
たとえば、洗濯した服や下着を畳んでくれたときは「いつも気持ちよくて助かってる」という言い方もよし、逆に「俺はこんな畳み方はできない、うまいなあ」と、自分を一段下げて、結果的にほめるというやり方もあります。
関連記事>>夫婦円満の秘訣・コツ11選を実体験を元に選んだよ!これだけで夫婦仲は劇的に改善します!
第三者を介すると会話が弾むきっかけになる
夫婦の会話を弾ませる一つの方法に、子供を経由して、相手を褒めるというものがあります。これって結構、効果が絶大です!
例えば、妻の働きぶりを、旦那が常日頃から子供に話をしておくのです。
「うちのママって本当、料理も上手だし、働きものだよねえ」
このように言っておけば、「パパが、ママのことすごいって言ってたよ」と子供の口から妻に伝わります。すると、それを伝え聞いた妻は「あら。パパったら実はそんなこと思ってたのね」と、とても気分がよくなり、夫婦の会話が弾むきっかけになります。
これは夫婦関係だけではなく、人を褒めるときに効果絶大なやり方です。
人はその人当人に直接褒められるより、「あの人がほめてたよ」と第三者から伝え聞く方が何十倍もほめられた喜びを感じるものなんですよ!
夫婦なのに寂しいときは会話のきっかけに「タッチング」を使おう
「夫婦なのに寂しいなぁ」
夫婦の会話がどうしても弾まない人に、最後におすすめしたいのが、相手の体に触れる、タッチングという行為です。
タッチングは人の親近感や愛情表現であり、心を開いてコミュニケーションを始めたいという意思表示にもなり、スキンシップにもつながります。
子供が泣き叫んでいるときや恐怖で足がすくんでいるとき、多くの親が子供を抱き上げ、自分の体に抱きしめます。ポンと体に軽く触れてあげたりすることもありますよね。
すると子供は安心して、泣き止み、しまいには笑みさえ浮かべます。
この気軽な身体的接触を日常に組み込んでいくことは、夫婦の会話を始める一つの良いきっかけになるんです。
コミュニケーションには、会話という言語を使ったコミュニケーションと、非言語的なコミュニケーションの2種類があります。たとえば、「愛してるよ」と伝えようとしたとき、夫婦間であえて口に出すのが恥ずかしいことだったり、言葉で話そうとしたけれどちょっと照れくさいときはあります。
そんなときは、じっと相手の目を見たり、やさしくタッチングするなど、言葉を使わない非言語的なコミュニケーションを使えば良いのです。
なにごとも続けていれば習慣になりますから、夫婦間のコミュニケーション・スキルなど割り切って、タッチングを生活の中に取り入れてスキンシップを図ってみてください。
家の中ですれ違ったとき、肩をポンとたたくとか、ちょっと気をひきたいときには脇腹をツンと突くとか、その程度のことで構いません。そうすれば夫婦の空気が段違いに良くなってきますから、会話も自然と始めることができるようになりますよ。
関連記事>>夫婦のスキンシップがないのは夫婦の危機だとあなた本当にわかっていますか?
夫婦の会話がないときは共通の趣味をもとう
会話がない夫婦には、共通の趣味を持つこともおすすめです。
同じ趣味を持つことで、会話の幅も広がりますし、会話のきっかけをことにもつながります。
こちらに夫婦で一緒にできる趣味をまとめていますので、夫婦の会話がなくて寂しい方は一度チェックしてみてくださいね。
続きはこちら>>【絶対おすすめ!】夫婦の趣味ランキングベスト10!いつでも一緒にスタートできる趣味を集めました!
★こちらにおすすめの夫婦デートプランをまとめました!
夫婦の会話なし!子供への影響を考える
ここまで夫婦の会話がないことが寂しいと考える方中心に、その状況を改善する方法をお伝えしてきました。
ここからは、夫婦の会話がまったくなしで夫婦関係も完全に破綻しているのに、子供のために離婚を決意できない方向けにお話しを進めていきます。
僕はこのサイトを通じて、夫婦関係の悩みを持つ多くの方(特に女性の方)から、さまざまな相談を受けていますが、その悩みの中でも特に多いのが、夫婦の会話はまったくなし、夫婦関係も完全に破綻しているけど、子供のことを思うと離婚できない、という悩みです。
そんな方々は、現在は仮面をかぶるように夫婦関係を続け、子供にそのことを極力悟られないよう、辛い毎日を送っています。
こんな表面上だけの夫婦関係を続けることは、子供にどのような影響を与えているのでしょうか?
まず一番にあげたいのが、子供はお父さん、お母さんの会話から多くのことを学んでいるという事実です。
「こんなときはこんな表現したらいいんだ」
「へぇ、世の中ってそんな仕組みになってるんだ」
子供は夫婦の会話から多くの新しい言葉や社会性などを学ぶので、つまり夫婦の会話がない状況は、子供の成長を阻害しているといえるのです。
ほかにもこんな影響があります。
話しあうことの大切さを学べない
こちらの記事→ 旦那と喧嘩ばかりの毎日が劇的に変わる!許せない旦那はこれで許そう!
で一度お話したことがありますが、夫婦だからといって喧嘩をすることが悪いことではありません。
夫婦といえど意見や考え方が異なるのは当然ですし、そこを話しあうことでお互いの理解が深まり、またはお互いの妥協点を探りながら、関係性を作っていくのです。
子供が両親のこの姿を見ることは、子供の人間関係の構築にも良い影響を与えます。
前向きに話しあう親を見て、子どもはコミュニケーションの方法や相手を尊重する大切さを学んでいくんですね。
夫婦の会話がなしの状態では、子供は上手にコミュニケーションをとることができない子供になりがちです。
夫婦の会話がなしだと子どもの心が安定しない
夫婦の仲が良いことはいうまでもなく、子供にとってうれしいことです。
お父さん、お母さんが仲良く会話をしている姿を見るだけでも、子供は幸せな気持ちになり心が安定します。
逆に夫婦の会話がなく、家庭の仲が暗い状態では、常に子供の心には負荷がかかり不安定な状態にさらされます。
子供は親の表情、雰囲気から、不穏な空気をとても敏感に察知します。
親に気をつかって無理に明るく振舞ったりしますが、これが子供の情緒に大きな悪影響を与えてしまうのです。
聞くことの大切さを学べない
人との会話は、話すことだけではなく、聞く姿勢も大切になってきます。
話を上手に聞ける人には、周りに人が集まってきます。
たとえば、母親の愚痴を上手に聞くことができる父親の姿から、子供は「こうやって話を聞いてあげたらママは安心するんだな」なんて、相手に寄り添って話を聞く姿を学んでいくわけです。
夫婦の会話がないと、こんなことも学ぶことができないんですね。
夫婦の会話がないから離婚したいけど子供のことを考えると決心できない人に
このように夫婦の会話がなしの状態は、子供にマイナスの大きな影響を与えます。
そんなことにならないためにも、この記事でご紹介した内容を参考に、この機会にぜひ夫婦の会話を増やす努力をしていってください。
夫婦の会話を増やすコツを最後にもう一度まとめておきます。
- 見たものを報告するだけの会話はやめよう
- 会話には「私は」という主語を使い感情を込めよう
- 会話がないときは昔の自分を語ろう
- 夫婦で一緒に考えよう
- ありがとうより自分の感情を伝えよう
- 会話のきっかけに「タッチング」を使おう
「もう夫婦の会話を復活させる努力をする気力もない、夫婦関係は完全に破綻している」
そんな方は、次の記事で夫婦の関係と「子はかすがい」について、お話しています。
子供を理由にして離婚を決意できないことは、将来に大きな暗い影を落とします。
夫婦の会話がなく、状況を改善できない方は合わせて読んでみてくださいね。
子はかすがいの意味って?子供中心の夫婦関係は離婚危機に突入するだけだよ。
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旦那が嫌い。旦那にイライラする。旦那がむかつく。という世の妻のために。