優柔不断で決断できずに問題を先送りにする頼りない旦那、そんな旦那にいらだつ妻。
この構図は夫婦関係においてよくある構図ですよね。自慢じゃないですが、我が家の夫婦関係もこんな感じです(笑)
それにしても、頼りない、優柔不断な決断力がない旦那って、なんでそんなに頼りない性格なんでしょうか?
今回はそんな「決断力がない、頼りない旦那」が持つ本質の問題に迫ります!
旦那が頼りない本当の理由
頼りない旦那をもっと頼りない旦那にさせる妻の言動
頼りない旦那を作っているのはあなたかもしれないという事実
頼りない旦那を頼りになる旦那に変身させる方法
「うちの旦那はなんでこんなに頼りないの~!」って方は、ぜひ読んでくださいね。
目次
頼りない旦那は優柔不断で決断力がない
早速ですが、あなたは旦那のどんなところに頼りなさを感じるのでしょう?
どうやら世の中の奥様方は、旦那のこんなところに頼りなさを感じているようです。
- 将来のビジョンがない
- 社交性がない
- 仕事ができない
- 男らしくない
- 浪費グセがある など
ただ、その中でも圧倒的に多い声が「決断力がない。優柔不断!」というもの。
夫婦生活をしているのと、決断しなければいけないことがたくさんあります。マイホームを購入するとき、どんな生命保険に入るか、姑との同居はどうするのかなど。
そんな決断しなければいけないことに対し、いつまでも話しを先延ばしにし、決断をできない旦那さん。
そんな決断できない、頼りない旦那さんは、だいたいそのような話になったとき、次のどちらかの対応を見せます。あなたの旦那はどっちのタイプでしょう?
A 煮え切らない返事をする
妻が解決すべき問題を話題にすると、頼りない旦那は「うーん。どうしようか」と全く答えになっていない、生煮えの野菜炒めのような回答を毎回する旦那。
B 不機嫌になる
怒りファイヤ~!とばかりに、「そんな過ぎた話は持ち出すな!」とか「またその話か!」と、不機嫌か顔をしてやり過ごそうとする旦那。
どっちもどっちの対応ですが、どちらにしろ、その話題を避けようとする、そんな旦那さんの態度や表情が、かえって妻をイライラさせるわけです。
「あのときもそうやってごまかそうとした。このときもそうだった。いつだってあなたは大事な問題を先送りにしようする」
「頼りない!イライラする!」
いやいや。旦那という生き物は何故こうも「決断」というものができないのでしょうか。
もちろん同居問題でも旦那は頼りにならない
たとえば、多くの妻にとって常にストレスになっているのは、旦那の親との同居の話です。
親が歳を取れば取るほど、老後の生活が心配になるのは、どこの家族も一緒です。親夫婦のどちらかが先に亡くなれば、独居生活になってしまいます。
老いが進めば進むほど、日々の生活を心細く思ったり「倒れたり病気になったらどうしよう」と不安になったりしますよね。
旦那の立場から見れば、もちろんそんな両親のことが心配です。
親がそんな心細さや不安から「同居したい」と言えば、旦那は、親と妻との板挟みになって悩みます。
妻が旦那の両親と同居すると決めている場合、あるいは、夫婦が両親とは一緒に住まないと決めている場合であったらいいですが、そうでないときに問題が起こります。
最近では、妻の実家に同居したり、妻の実家の近くに住まいを構えるという夫婦も増えていますが、旦那のタイプによっては、それに難色を示す人も結構いるはずです。
関連記事>>旦那の実家に行きたくない嫁の悲痛な叫びを聞こう!義実家に行かない嫁は悪者なのか?
優柔不断な旦那にストレスを感じる妻
妻は、旦那の親と同居したくない。
姑は、いつから息子たちと同居できるのか、をはっきりさせたい。
旦那は、妻と母親との板挟みにあって、悶々とする。
そんな状態を何年も続けていると妻はこんなふうに思いだすのかもしれません。
「私が絶対に一緒に住むのはイヤだ、と言っても旦那はそれに対して、ウンともスンとも言わない」
「結論を先延ばしにして、具体的に決めようとしない姿勢が頼りないし、イライラする」
「こんな状態で同居の話が出てはうやむやになって、ということを繰り返しながら、徐々に私が、一緒に住むことを承知するように持っていっているようにしか思えない」
こんなふうに、妻が結論を求めても旦那が頼りなくて、決断力がない場合は、それが妻のストレスになっている可能性は大なんです。
旦那が優柔不断で頼りない理由
もしあなたが今、旦那に決断力がないことや優柔不断で頼りないことに悩んでいるのなら、こう解釈した方がいいでしょう。
「もともと旦那は決断をすることができない人なのだ」
決断力があるというのは「自分はどうしたいのか」という自分の感情を判断基準に、物事を判断して行動することができることをいいます。
逆にいうと、自分の感情を判断基準にできない人に、決断するという行為は難易度が高いということなのです。
「感情」を基準にできないので「どうしたほうがいいんだろうか。どれが一番、自分たちに最適なんだろうか」といった思考を繰り返すだけで、いつまでたっても決断ができないのです。
自分の感情より「妻の感情」や「母親の感情」を優先して考えてしまうのです。
それは見る人によっては「優しい人」に見えるかもしれません。
しかし何かを決断しないければいけないときは、こんな旦那は、ただの「頼りない旦那」になってしまいます。
結局、そんな旦那の本質は、決めることの責任を自分で取りたくない。
これに行きつきます。
その気持ちが見え隠れするから、そんな旦那に対して妻もイライラするのでしょう。
問題の本質は旦那が自分の気持ちを優先できないこと
でも本当は「どうしたらいいかわからない」や「どちらかに決められない」ことが重要なのではありません。
問題が起こっていることの本質は、そこにあるわけではないと思うのです。本当に問題なのは旦那がこういった状態になっていること。それは旦那さんが、
「自分の気持ちがわからない」
または
「自分の気持ちを言うことができない」
このような状態になっていることが、大きな問題なんです。
もし旦那が自分の気持ちを感じられて、それを大事にすることができれば、こんなふうに妻に話せるようになります。
「母親の不安も息子としてわかる。でも君が一緒に住みたくないという気持ちもわかる」
「僕自身も、じゃあ母親と一緒に住みたいかと聞かれれば、即断できない自分もいる」
「一緒に住むとしたら、心の中で君の協力を期待している部分もあるからね」
「みんなが納得がいくような方法をみつけてみるから、少し考えさせてくれないかな」
どうするのかをすぐに決めることはできなくても、こんな風に旦那が自分の気持ちを言ってくれたなら、妻であるあなたもこう思えるはずです。
「旦那は私の気持ちを無視して決めたりはしない。決めるときは私に相談してくれる」
「そして私の納得できる方法を一緒になって考えてくれる」
このように、たとえ決断できないとしても、自分が思っている気持ちを妻に正直に話し、コミュニケーションを取ろうとする姿勢が、妻の信頼を勝ち取ることになるのです。
人の気持ちは時間の経過とともに変化する
たとえ妻が100%同居したくない、と思っているとしても、それは「今の気持ち」がそうだという事に過ぎません。
人の心は日々、動いています。
今この瞬間に思いが一転することもあります。
もし旦那がその問題と真摯に向き合って、妻の心を汲みながら自分の気持ちを率直に伝えることができたなら、もしかしたら妻に、5%ぐらい一緒に住んでもいいかなという気持ちが芽生えてくるかもしれません。
嫁姑問題や、互いの親族、身内の問題は、大きな問題となる話ですので、次の別記事にまとめていますが、これらの問題は突き詰めていけば、嫁と姑の問題というわけではなく、「夫婦の問題」なんです。
関連記事>>嫁姑問題の原因と解決法はこの1つ!離婚を決断する前にぜひ試して下さい!
ですから、妻自身も、もろもろの理由から「旦那の親とは同居したくない」と思っているのなら、その自分の気持ちを心から認めた方がいいです。
はっきりと「私は同居しません」と決めてもかまいません。
そこに罪悪感はいりません。
それは「今の私は、こんな気持ち」ということだけなんです。
「頼りない旦那」を改善する方法
では、頼りない旦那をどのようにして頼り甲斐のある旦那に改善すればいいのか。
それは、うまく旦那のプライドをくすぐることです。
逆にいえば、プライドを傷つけるような言動は控えるということ。
男性はプライドが高い生き物です。これは旦那も例外ではありません。
ここまでお話してきた通り、あなたの旦那が頼りない・優柔不断で決断力がない理由は、あなたのその言動にある可能性もあるのです。
あなたも旦那の言動に必要以上にすぐにキレていませんか?最近、すぐにキレる妻にビクビクしながら毎日の生活を過ごしている旦那は多くなっているのです。
「妻がいる家には帰りたくない」。こう思いながら毎日を暮らしている旦那がたくさん存在します。
関連記事>>旦那が帰ってこない7つの原因と対処法。僕の実体験をふまえて徹底解説するよ!
あなたが無意識に発した高圧的なものの言い方、不用意な言葉が、旦那のプライドにぐさりと刺さり、どんどん自信をなくしているのです。
例えば、旦那が頼りないからといってこんな事を口にしていませんか。
「この前も言ったよね!」
「ボケてるの?」
「何度も言わないと分からないなんて、ちゃんと、頭働いてるの?」
はい。間違いなくアウトです。こんな調子では「頼りない旦那」はもっともっと頼りない旦那になっていきます。
確かに旦那に問題があるケースも多々あるのは事実です。
でもそこで重要なのは、男性のプライドを傷つけないこと。
人は感情をぶつけられると、感情で反応する習性があります。とくに男性の場合は、狩りをするような動物的な本能が強いので、誰が敵で誰が味方なのかを、無意識に見極めています。
責められる、攻撃される、相手を敵と判断すると、すぐさまに反撃するか防御するかのどちらかを選択します。
そして頼りない旦那は、ここで徹底的な「防御」を選びます。
頼りない旦那にイライラするときは、「そんな旦那に誰がした?」という目線で見てみることも大切。
頼り甲斐のある旦那に変身させるために、あなた自身の言動を一度見つめ直してみましょう。案外、そこに答えが隠されているかもしれません。
関連記事>>夫婦喧嘩になる禁句言葉まとめ。まさかこんな言葉を口にしてませんよね!?
自分の気持ちを優先できるようにしてあげよう
旦那が頼りない・優柔不断で決断力がないという方に、旦那が何故頼りないのか、決断できないのか、頼り甲斐のある旦那にするにはどうすればいいのかをお伝えしてきました。
最後にこの記事のポイントをまとめます。
- 妻が旦那に頼りなさを感じる理由は、圧倒的にその「決断力のなさ」である
- 旦那が頼りないのは、妻の感情を優先しているからである
- 妻の感情を優先しすぎる夫婦関係は、良い夫婦関係とは言えない
- 旦那のプライドをへし折ると、頼りない旦那がもっと頼りなくなる
- 頼りない旦那を変身させるために、上手に甘える事も大切
最後に。
もう一度いいますが、旦那が頼りないときに、一番問題になるのは、「旦那が自分の気持ちを言えないという」その環境です。
そんな環境の中で、夫婦関係がうまくいかないのは当たり前です。
確かに、頼りない旦那に腹が立ったり、むなしくなったりする気持ちもよくわかります。
でも、そんな旦那に対して、当たり前に自分に意見を大きな声で主張するようになっていませんか?
いつもいつも頑張っているあなたにあまりこんなことは言いたくはありませんが、その声は時に、頼りない旦那を、さらに頼りない旦那にしてしまうという事だけは忘れないでくださいね!
旦那との関係をもっと改善する方法は↓↓こちらの記事↓↓にまとめているよ!