
夫婦喧嘩の効果的な仲直り方法を教えます。
夫婦仲良くやっていきたいのに喧嘩ばかり。その喧嘩、ゲーム感覚で解決してみませんか?
どんなに仲が良く幸せな結婚生活であっても、育ちも性格も価値観も違う二人がずっと同じ屋根の下で暮らすわけですから、不満やイライラなどがあってもおかしくはありません。
今回はそんな夫婦喧嘩ばかりの方に、その原因を示しつつ仲直りする方法をご紹介します。
「夫婦喧嘩ばかりで毎日疲れる」という方はぜひ読んでくださいね。
目次
夫婦喧嘩の修羅場は最初に作ろう

結婚は二人だけの問題ではなく社会生活の一部であるので、いろいろな外部要因にも左右されます。
二人の間のちょっとしたいざこざから、お金、舅姑、親戚付き合い、仕事、友人関係など、結婚生活にはさまざまなケンカや破局の種が潜んでいます。
そんなときに、グッと我慢すべきか、口に出して伝えるべきか、言ってもしょうがないと諦めるべきか、悩む人も多いと思います。
しかしこの問いに対して、多くの心理学者の回答はほぼ一貫してこう答えているそうなんです。
「修羅場は最初に作れ」
要するに、心理学者たちはお互いの真実に直面することなく問題を先送りすることは、結婚生活を悪化させることの方が多いと言っています。
これは夫婦喧嘩についても同じことがいえます。
夫婦喧嘩をすることは何も悪いことばかりではありません。
お互い溜めることなく言いたいことを言った方が幸せな結婚生活を送れることもあるのです。
つまり、新婚当時の夫婦喧嘩はのちのちの二人の夫婦関係にプラスに働くことも多いというわけですね。
僕たち夫婦は実際に新婚当時に多くの喧嘩をこなすことによって、2人の価値観の違いを確かめ合ってきました。
そのおかげもあってか、今は結婚して10年余りになりますが、夫婦喧嘩は新婚当初と比べて、劇的に減っています。
関連記事>>新婚なのに喧嘩ばかり!常識論をふりかざすと夫婦関係はうまくいきません!
夫婦喧嘩ばかりする原因3つ

夫婦喧嘩ばかりする原因はいろいろとありますよね。
さっきも書いたとおり、二人のちょっとしたいざこざ、お金、舅姑問題、親戚付き合い、仕事や、友人関係など、その原因は本当にいろいろなものがあります。
しかし「夫婦喧嘩ばかりする原因は」は突き詰めていけば次の3つになるんです。
話し合えていない

夫婦喧嘩したときや、いざこざになったときにその問題に向き合わずに、どちらかがめんどくさがる、または両方がめんどくさがって、話し合いをしないということはありませんか?
それは放置したことになるのでまた同じ形で喧嘩を繰り返すことになります。
どんな形でもいいので話し合う。
お互いの意見を少しずつでもいいので出していくようにする。
夫婦関係を良好なものにしていくためにも、このことが大切になってきます。
関連記事>>夫婦の会話がない!夫婦なのに寂しいという人にオススメ!この4つを意識したら必然と会話は弾みだします!
溜めこんでいる

話し合いをしていないなど、お互いに不満があるのにそれをため込むことは健全な夫婦の関係ではありません。
不満は溜めこまずに気になった時点で伝え、爆弾にならないうちに解消することが大切です。
言うならば「喧嘩をすることから」逃げてはいけないということです。少しの不満はちいちゃいうちにやっつけてしまうことが重要です。
無理をしている

お互いに無理をしないこと。思ったことを隠さずに伝えることが大事です。
夫婦喧嘩はやり方を間違わなければ決して悪いものではないと思うんです。
僕自身も妻と大喧嘩をすると、普段聞けなかった気持を聞けたりして、お互いの理解が深まることが多いんです。
二人の距離はグッと縮まります。
心の健康にもデトックスが一番。排便ならぬ排弁(?)で気持もスッキリ、夫婦の関係もスッキリ健康にしましょう。
関連記事>>結婚生活に疲れた!辛い!そんなときは相手の短所を長所に変えてみよう。
夫婦喧嘩の仲直り方法

では具体的に夫婦喧嘩の仲直り方法としてどんなところに注意をすればいいのでしょうか。
言いたいことを溜めずに、修羅場は最初に、とはいっても、夫婦喧嘩の禁句言葉をお互いに連発しても、決していいことはありません。
言いたいことを溜めずに言うにも喧嘩のルールというものがあります。
夫婦喧嘩は戦いではなく意見交換の場と心得よう
親しき仲にも礼儀あり、夫婦仲にもマナーあり。
この「ケンカの作法」ともいえるルールを守らなければ、ちょっとした一言や小さなもめごとが、取り返しのつかないことになってしまいます。
そうならないためにも、うまく仲直りするために次のことを意識して夫婦喧嘩をしてみましょう。
夫婦喧嘩はバトルではなくディスカッション
そんなこと言っても「喧嘩している最中に冷静になんかなれるか!」という声が聞こえてきそうですが、喧嘩の始まりは怒りで始まってもいいんです。
でも喧嘩しているうちに少し冷静になってくるタイミングというものがあると思うんです。
そのときにこの言葉を思い出して欲しいのです。
夫婦喧嘩はバトルではなくディスカッション
ちょっとイメージしにくいなら、分かりやすく日本語にしましょうか。
夫婦喧嘩は戦いではなく意見交換の場
これなら少しはイメージしやすいですよね。
夫婦喧嘩をバトルではなくディスカッションの場にすれば、自然と仲直りができるようになります。
言いたいことを言い終わったら意識的にクールダウンしよう

怒りの気持ちそのままに激しい夫婦喧嘩が終わった後は、仲直りするために対立感情をクールダウンさせることが大切です。
冷静にフェアに考えられないと夫婦喧嘩で仲直りはできません。
次にことを意識しクールダウンをしましょう。
- 一度無口になり、落ちつき、ヒートアップを避けるためしばらく話しをしない。
- 一日いろいろなことを考え落ちついてから新たにそのことについて討論する。お互い熱が冷めているのでいろいろな切り口から話しができる。
- 出会ったころを思いだすと、少しずつ優しい気持になれる。
可能な限り聞く耳を持つようにしよう

次に夫婦喧嘩で仲直りするために、相手の考えに対して「聞く耳をもつ」ことも大切になってきます。
「聞く耳をもつ」とは自分とは違う意見をいいとか悪いとかで判断せずに尊重し、そういう考えもあるね、面白いなぁと思ってみることです。
できることなら口にだしてみることが一番です。人間とは面白い生き物で、本当にそう思っていなくても口にだしているうちに、心がそのような気持になっていくのです。
- 相手が一方的に悪いと思わず、自分にも何か原因があると思えば怒りは静まる。そして相手を尊重して考えや言い分を受け止める。
- 私はこう思うけど、あなたは?と尋ねて話しを聞く。否定も肯定もせずに受け止め、その上で自分はどうするのかを考える。
仲直りに向けて解決ゲームをしてみよう

夫婦喧嘩の仲直り方法として、さきほどの「聞く耳をもつ」のステップで相手の意見を客観的に受け止めた上で、問題を解決し仲直りするためにどうすればいいかを一緒に考えて意見交換してみましょう。
たとえばこんな感じのやり取りになります。
「私は早く帰ってきてほしい」
「オレだって早く帰りたいけど仕事が忙しいんだからしょうがないだろ」
「忙しいのは分かる。どうにか早く帰れる方法があるとしたら何ができるかな?私にできることも何かある?」
という会話のように。
これが夫婦喧嘩がひどくなるパターンなら次のような会話の流れになりますよね。
「私は早く帰ってきてほしい」
「オレだって早く帰りたいけど仕事が忙しいんだからしょうがないだろ」
「忙しい。忙しい。って。四六時中忙しいっていってるじゃない。効率が悪いだけでしょ?」
「お前に何がわかるんだよ。じゃ代わりにやってみろよ!」
比べてみると雲伝の差ですよね。
最初の会話の流れになるように宝探しでもする感覚で「こっちは?あっちは?」と言い案を二人で探してみましょう。
関連記事>>夫婦円満の秘訣・コツ11選を実体験を元に選んだよ!これだけで夫婦仲は劇的に改善します!
夫婦喧嘩の仲直り方法まとめ

夫婦喧嘩ばかりしている方にその原因と仲直りする方法をご紹介しましたがいかがでしたか。
最後に内容をまとめておきますね。
夫婦喧嘩ばかりになる原因
- 話し合えていない。
- ため込んでいる。
- 無理をしている
夫婦喧嘩の仲直り方法
- 夫婦喧嘩は戦いではなく意見交換の場と心得よう
- 言いたいことを言い終わったら意識的にクールダウンしよう
- 可能な限り聞く耳を持つようにしよう
- 仲直りに向けて解決ゲームをしてみよう
結婚生活の満足度を左右するものとして「夫婦の問題解決能力」があげられます。
問題解決の過程でお互いを知り理解が深まり、成長していくのです。
喧嘩するほど仲がいいといいますよね。バトルではなく一緒に問題解決中と思えば「喧嘩もラッキー」と楽しい時間に変えることができるかもしれません。
どうせ喧嘩するなら、夫婦の関係にヒビを入れるような喧嘩ではなく、うまく仲直りして夫婦の理解を深め愛情をより強くする、そんな喧嘩にしましょうね。
夫婦喧嘩の仲直り方法に「プチ家出」もおすすめです

最後にもう一つだけ。
夫婦喧嘩の仲直り方法として、たまには「プチ家出」もオススメです。
どこの夫婦も同じでしょうが、どこの夫婦もきっと、あとで振り返ってみれば、どうでもいい、つまらないことをネタにして、常習的な喧嘩を繰り返しているもの。
そんな我が家もそうです。後から考えてみると「あれ?何で喧嘩したんだったっけ?」
こんなんばかりですw
でも、そんな喧嘩でも激しいものになれば「もう出ていけ!」など、日頃のうっぷんが一気に噴出してしまうわけですが、逆に、これが回復すれば夫婦の絆がより深まる可能性もあったりするわけです。
夫婦喧嘩で日頃の不満をお互いがぶちまけてスッキリというわけですね。
プチ家出は夫婦喧嘩の定番の仲直り方法だった
夫婦で大喧嘩をした場合、ほとぼりが冷めるまで、妻が実家に身を寄せるというのが昔からの定番だったりもします。
自慢じゃありませんが、我が家の妻も、これまでに何回も実家に身を寄せています。
そして、この妻が実家に身を寄せるという行為、今の言葉でいえば、プチ家出という言葉に該当するわけです。
ちなみにプチ家出とは、小さいという意味のフランス語“petit”が転じ、「少し」といった意味で使われるカタカナ仏語『プチ』と『家出』から成る言葉。
数日から1週間程度の家出をいいます。夫婦喧嘩などで対話が途切れ、そのまま自部屋に行くような感覚で友達宅、実家などへ家出し、数日後に戻ってくる家出のことをいうんですね。
距離を置くことで冷静になれる

この妻のプチ家出は再犯性が高く、旦那からすれば「ああ、またか」という暗黙の了解事項といえますが、一時的に夫婦の距離を置いて頭を冷やすことで、お互いのなかに「他人感覚」を引き戻すよいチャンスになったりもします。
旦那を、妻を、他人という目で見直せば「ちょっと言い過ぎたかな」「冷静に考えてみたら自分にも非があるかも」と、反省することができるわけです。
それは、夫婦間に潜んでいる問題を解決する糸口になったりします。
その意味で、プチ家出は夫婦関係を繋ぎとめるための、スキルの一つと言えるのかもしれませんね。
旦那と喧嘩したときは、たまにはプチ家出をしてみるのもいいかもしれませんよ
仲直りが不可能になる夫婦喧嘩の禁句言葉とは

夫婦喧嘩で仲直りしたいも何も、こんな禁句言葉を口にしていては夫婦関係に決定的な亀裂ができますよ!
夫婦喧嘩しているうちに、頭に血がのぼり、相手を決定的に傷つける言葉を口にしていませんか?
こちらでは、「夫婦喧嘩になる禁句言葉」をご紹介しながら、夫婦関係をより良くする方法をお話していきます。
まさか、こんな言葉を口にしてませんよね?( ゚Д゚)
そんなんじゃ、絶対に仲直りはできませんよ!
続きはこちら>>夫婦喧嘩になる禁句言葉まとめ。まさかこんな言葉を口にしてませんよね!?
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