
結婚生活に疲れたあなたに。結婚生活も長くなってくるとさまざまな事がありますよね。
結婚生活に疲れる、辛い理由はいろいろとあります。
妻からすると、共働きなのに旦那がまったく家事や育児に協力しない、そもそも旦那が子どもで使えない、嫁姑問題に代表される親戚づきあいなどなど。
旦那側から見れば、一生懸命家族にために頑張って働いても妻が認めてくれない、必要以上に束縛される、自由がないなど。
恋人時代は「恋は盲目」「あばたもえくぼ」といわれるように、2人の関係をプラス面へと転換させる力を持っていてくれましたが、それで問題がなかった関係も、結婚したとたんにそれでは済まなくなります。
さまざまなことが辛くなる結婚生活。この疲れた生活を何とかすることはできないのでしょうか。
いいえ。それはあなたの考え方、心の持ち方1つで何とかなるものなのです。
今回は、「結婚生活に疲れた!」という方に、そんな辛い気持を解消する方法をご紹介していきます。
目次
結婚生活が疲れる、辛い原因

まずは最初に結婚生活に疲れる原因を見ていきましょう。
例えば、ある女性は大学一年生のときから、今の旦那さんと付き合って、20代のうちに結婚しました。
結婚前の旦那さんはマメで優しく、旦那さんと一緒にいるときは自分でクルマのドアを開けたことがないほど、レディーファーストを徹底されていたのです。
その女性は、旦那さんのその優しさ、マメさが気にいって結婚、二人の子宝にも恵まれましたが、なんと旦那の浮気が発覚。しかもその相手は複数人ということで、最終的にこの夫婦は離婚をすることになります。
この旦那は「どんな女性に対しても」マメで優しかったのです。
よく言われる「女たらし」と呼ばれる種族だったのです。
その女性は結婚するまでにそのことに気づかなかったことを心底後悔しました。
長所と短所は表裏一体だとよく言われています。
- 「しっかり者」が「いちいち細かい」
- 「やさしい」が「優柔不断」
- 「芯が強い」が「頑固者」
その人の見方によって、それは長所になったり短所になったりするのです。これは結婚生活にもあてはまります。
結婚生活に疲れた、辛いという理由は家事、育児、仕事との両立など肉体的な辛さももちろんあります。しかし、そこは夫婦関係が上手くいっているなら、お互いをフォローしながらやっていけるはず。
だから「結婚生活に疲れた、辛い」と感じる本当の理由はこれなんです。
相手の長所を短所に感じだし、夫婦仲がうまくいかなくなる。
これに尽きます。
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では、お互い、どんな長所が短所に変わってしまうのでしょうか。妻、旦那それぞれで見てみましょう。
妻が「結婚生活に疲れた、辛い」と感じるケース

結婚前は旦那の「やさしい」ところが長所だと思っていたのに、結婚したら頼りがいを求めだし、そんな「やさしさ」が「頼りない」という短所に感じてしまう。
こういうことってよくあることですよね。
他にも「仕事ができる」ということは長所には違いありませんし、妻から見てもそんな旦那は頼もしい存在のはず。
ところが、平日は毎日残業、接待や飲み会、部下のフォローで午前様、一緒に夕食を取るどころではなく、休日は休日で接待ゴルフや残務整理で休日出勤。
ほとんど夫婦のコミュニケーションがないどころか、顔も合わせないような生活が続き「なんか違う」という疑問を持つようになります。

夕食も一人、休みの日も一人、身体の調子が悪くても、病気で寝込んでも旦那はいつも仕事ばかり、いったい何のために結婚したのか分からない。
そうしてこう感じるのです。
「結婚生活に何だか疲れた」と。
他にも旦那がとる行動や態度のなかで、妻たちが結婚生活に疲れる原因は次のようなものがあります。
- 食事どきに「いただきます」も言わず、料理に関心も示さない。
- 妻が重たい荷物を持っていても気づかない。
- 妻の体調が悪いのに手伝ってくれない。
- 妻の話をうるさがって聞こうとしない。
- 自分が悪かったと謝らない。
- 暴言を吐く
- 子供のことを一緒に考えられない。
- 何かというと説教がはじまる。
- 帰りが遅く連絡がない。
- 夫婦の性生活が一方的。
- 仕事のストレスを家に持ち込む。
- よその妻と比較する。
- 嫉妬心が強く、自由に外出できない。
- 家事をまったく手伝ってくれない。
- 子供と遊んでくれない。
- 家でだらだらしていることが多い。
- 姑の肩ばかり持つ
- 「愛している」と言ってくれない。
- 男らしくない、頼りにならない。
- 妻の誕生日を忘れている。
世の旦那たち、いかがでしょうか。
「え?そんなことを嫌がってたの」と首をかしげる内容が多いですか?
この20項目には、妻からの一つの願いが連なっています。
それは一言でいえば「いたわりの心」
妻が結婚生活に疲れたと感じるのは、そのいたわりの心が感じられない旦那の言動なのです。
「ありがとう」「大変だったね」「おいしいね」という一言が欲しいのです。
旦那としては「夫婦なんだから、いろいろ言わなくても通じていると思ったのに」と言いたくなるかもしれませんが、愛は表現しなければ通じないものなんですよね。
関連記事>>「こんな旦那いらない!不満だらけ!もう離婚したい!」と思う理由3選!つまらない結婚生活にはもうコリゴリなんです!
旦那が「結婚生活に疲れた、辛い」と感じるケース

旦那が「結婚生活に疲れる」ケースは次のようなときです。
恋愛時代の妻は気が利き、世話好きな女性、そんなところを長所と感じ結婚。デートのときは手作りのお弁当を作ってきてくれたり、自分の部屋を掃除してくれたりする家庭的なところが大好きだった。
しかし結婚して、半年、一年と経ちだすと、全部のことに口を出され手を出されることがとてもストレスに。
世話好きという長所が束縛されているという短所に変わるのです。
でも、このもともと旦那にあれこれ世話を焼いてくれるのは、愛情がなければできないこと。
それを行動だけをとらえて「あーもう放っておいてくれ!」と感情を爆発させるのは夫婦喧嘩の元になり、夫婦仲を悪化させる要因になってしまいます。
他にも、妻の言動で旦那が結婚生活に疲れる原因は、次のようなものがあります。
これは僕が直接、会社の同僚たちから聞き取ったものばかりです。
- 旦那に命令する。
- 素直でない。
- 帰宅するやいなや不満をぶつけられる。
- 旦那を立ててくれない。
- よその旦那と比較する。
- 旦那の知らないところで大切なことでも勝手に決めてしまう。
- 仕事の苦労を知らなさすぎる。
- 育児や家事を強要する。
- 給料が少ないと不満を言う。
- 身だしなみをきちんとしない。
- 当然のことのようにお小遣いを制限する。
- 旦那の趣味をまったく理解しようとしない。
- 家に知人や親せきが来たときに態度が悪い。
- 子供の前で旦那の悪口を言う。
- 家の中が汚い。
- 料理の手抜きが多い。
- 自分の都合のいいように旦那を教育しようとする、
- 旦那の悪口を言いふらす。
- 物事の順番が子供の次になる。
- 家の中に旦那の決まった席がない
いろいろと並びましたね。どれもこれも旦那たちがどこにも言えなかった本音です。
女性のみなさんは、旦那たちが並べた「妻に疲れる原因」を読んで、どのように感じましたか。
女性が求めているものは、心の安らぎ、いたわり、ねぎらいですから、これらが満たされてこそ女性は幸せを感じるようになっています。
これに対し旦那たちは、どんなことを妻に求めているかといえば「俺は家の中心だ」「俺が大将だ」「やせても枯れても、俺は男だ」ということを感じさせてくれる妻の言動や態度です。
旦那たちは、自分が必要とされ、自分に頼り、甘え、立ててくれれば、男性としての力を発揮できるのです。

妻が旦那から愛されて喜び、心の平安、心の安らぎを感じ、幸せな気分になるのと同じように、旦那たちも、妻によって頼られ、立てられることでがんばる力が出てくるのです。
そんなときこそ男性は、主人としての自覚がますます出てきて、責任感と使命感をもってがんばるようになるでしょう。
それが旦那としての喜びなんです。
関連記事>>嫁が嫌いな理由が8つもある!結婚を後悔する旦那が増殖中です。
結婚生活に疲れた、辛いときの対処法

もう一度言いますが、結婚生活に疲れた、辛いと感じる理由は肉体的な疲れは横に置いておいて、夫婦の仲が上手くいっていないことが大きな要因です。
ですのでこの「疲れた」「辛い」という気持ちを解消するためには夫婦仲を良くする必要があります。
ここでは、そんな辛い気持ちを解消する対処法をいくつかご紹介していきます。
相手の短所を長所に変える
結婚生活の疲れを取り除くために、ここまでお話してきた通り、相手の短所を長所に変えることが一番です。
相手の短所を長所に変えて「見る」ように心がけましょう。

この「見る」というところがポイントです。
ここまでお話した通り、人の長所と短所というのは表裏一体であり、人の見方によって変わるものです。
短所だと感じることを長所と思うことは最初は難しいかもしれません。しかし結婚前は少なくともその短所の部分を長所だと感じていたはず。
相手の「短所」として見ているところを「長所」として見るようにすれば、夫婦のいざこざが減っていき、自然と夫婦仲はよくなっていきます。
それと合わせ「結婚生活に疲れた、辛い」という気持ちもなくなっていきます。
疲れの原因を見つめ直す
結婚生活に疲れたあなたに、もう一つおすすめなのが、独身時代の冷静な目になって、客観的に夫婦関係を見つめ直してみることです。
こちらの記事でもご紹介していますが、▶ 【夫婦の価値観の違いで離婚したい。そんな人が知っておきたい5つのこと】夫婦といえど価値観は違って当然です。
生まれた資質も違えば、育ってきた環境も違います。そんな二人が夫婦となって共に暮らしていくわけですから、すべての考えが一致するわけはありません。。
あなたが結婚生活にストレスを感じている内容は本当に重要なことなんでしょうか?こわだる必要があることなんでしょうか?
そのあたりのことを見つめ直してみることで、無駄なストレスを抱え込まずにすむようになりますよ。
関連記事>>結婚生活がストレス!解消法は夫婦の生活相性を再チェックしてみることです。
男女の違いを知ること

結婚生活が疲れたときは男女の違いを再確認してみましょう。
夫婦それぞれの男女の違いを認識し、相手が求めているものを理解し、それを満たしてあげる努力をお互いにしていくことです。
つまり、自分とは違う相手に対してしっかりした気配りができてこそ、夫婦として愛し、愛される関係が築かれていくのです。
そもそも夫婦関係に限らず、この世の中で努力しないでよくなっていくものがあるでしょうか。
もし自分たち夫婦はあまりにもすれ違いが大きいと感じている場合でも、努力することを諦めたとたん「マイナス夫婦」になっていくだけ。
結婚生活のストレスを解消するために、お互いの違いを認めることから始めてみましょう。
相手の立場にたって考えてみる

「相手の立場になって考えなさい」と、よく言われます。
でも実際、これってけっこう難しいですし、とっさにできるものではありません。
でも、時間と心に余裕があるときに、「入れ替わりの術」を使って、相手の立場になって自分のこを見てみると、いろいろな発見をすることができます。
例えば旦那に「わたしが、出張のときに、テレビあっかり見ないで、ちょっとくらい部屋の掃除をしてくれたらいいのに」と、腹を立てていた。
そんな旦那と入れ替わってみる。
「嫁もいないし、気楽やし、普段ゆっくり見られないDVD借りてみよう!」
旦那の立場になってみると、そんな風に考える自分がいるはず。
それがわかると、「そんなに自分の都合のいいように動いてもらえるわけないか」と、あきらめがつく。
結婚生活に疲れてくると、どうしても自分の世界だけで物事を考えてしまいます。
結婚生活を上手くやっていくためには「相手の立場に立って考えみる」。このことってとても大切なことなんですね。
時代背景や育った環境を考えてみよう

結婚生活をしていると、「こんなことくらいわかるだろう」と思うから、イラっとしたり、腹が立ったりすることって結構ありますよね。
そんな人に知っておいてほしいのは、時代背景や育った環境によって人の考え方は全く違ったものになるということ。
ある妻が、15歳年下の20代の旦那に「郵便をだしておいて」と頼むことがありました。すると、その郵便が3日後にそのまま戻ってきました。
その旦那は、なんと切手を貼らずに出していた。切手を貼って郵便を出すという経験がなかったんですね。
この妻はイラっとしながらもこう思ったそうです。
「メール世代で郵便をだす経験がなかったんだろう。すごい時代になったもんだわ」と。
時代は急激に変化しています。いつのまにか、当たり前のことが当たり前でなくなっているし、当たり前でなかったことが当たり前になっています。
その変化に「イラっ」とするか、「へ~!そうなんだ!」と気づきに変えて、楽しむことができるか。
こんな小さいなことにも、結婚生活を良きものにするヒントが隠されています。結婚生活に疲れたときはそんなことも一度見つめ直してみてください。
疲れたときは思いっきり泣く

結婚生活に本当に疲れたときは、思いっきり泣いてみることもおすすめします。
人は泣くとスッキリします。お医者さんによると「笑うのと同じ効果がある」と言われています。
人は大人になると泣いてはいけないものという思い込みを持ってしまいますが、決してそんなことはありません。人生に疲れたとき、もう限界と思ったとき、声をあげて人目もはばからずに思いっきり大泣きする。
これだけで心の中は結構スッキリしますよ。
ただ体を動かしてみる

結婚生活に疲れて何もやる気がでないとき。そんなときはとりあえず体を動かしてみましょう。
やる気をだすにはとりあえず行動すること。これがとっても大切です。
何をするかは人それぞれ。
パソコンを触っているうちにやる気になる人もいれば、気分転換に散歩に行くと元気が出て来る人もいます。もちろん、スポーツでもいいですし、買い物もいいかもしれません。
いずれにしても「動く」こと、「まず、行動すること」が大切。
そして普段から、自分が元気がない、やる気がでないときにどんな行動をするかを決めておくといいでしょう。
そうすることで、前向きな気持ちを少しでも早く取り戻すことができるようになります。
関連記事>>【主婦の趣味ランキング】絶対に始めたくなる趣味をTOP18にまとめました!
結婚生活は相手を尊重することが大切

結婚生活に疲れた人に、その疲れを取り除く考え方をご紹介してきましたがいかがでしたか。
夫婦間の「生活相性」が悪いと、ただ普通に結婚生活を送っているだけでも、その生活は疲れ、ストレスが溜まりやすいものです。
そうした状態では、心に余裕も生まれませんし、疲れた妻や旦那に対しても、思いやりの気持ちを持つことができません。
自分は、相手のどこにイライラし、ストレスを感じているのか。言えないでいる不満は何なのか。
それをはっきりと認識することが、結婚生活の疲れた、辛い気持ちを解消する何よりの方法となります。
まずは、自分が結婚生活のどこに不満があるのかを見つめ直し、それを夫婦でしっかりと話し合ってみてください。そして、相手の短所を長所としてとらえる練習をしてくださいね。
それが夫婦円満の秘訣につながっていくんですよ。
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旦那が嫌い。旦那にイライラする。旦那がむかつく。という世の妻のために。
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